人工知能の「中の人」は、「考えて」いるのか?
こんにちは。
てらぴーだよ。
人工知能って、頭いいの?
将棋や囲碁の頂点に立つ人たちを打ち負かして、ずいぶん話題になったけど。
そんなこともあって、人工知能は、もう人間を超えたとか、仕事が奪われるとか、人類に反旗を翻すとかいろいろだけど、本当のところはどうなの?
てなことを考えてるてらぴーがいたりする。
その、考えるというのは、これまで人類の専売特許だったのでしょう。
それが脅かされている、らしい、ということで、戦々恐々なのだろう。
けれども、少し落ち着いてみると、人工知能の「考える」というのと人間のそれは、ずいぶん違うのではあるまいか。
将棋や囲碁だって、人工知能のは「考えている」というよりは、盤面を演算しているといったほうがいいのでは?
人間が考えるとき、というのは、頭の中でいろんな「ノイズ」が発生していない?
純粋に、例えば、数学の問題を解いているとしても、頭のどこかで違うことを考えてない?
声を出して、友人と会話しているときも、その発した言葉の裏で、別の関係ない言葉なんかが飛び交ってない?
急にふと、とんでもない言葉とかイメージとか湧いてこない?
で、そういうのを中断することができないときってない?
伝わるだろうか?
人間の頭って、人間の「考える」って、「脳」だけじゃないような気がする。
脳科学の本とか見ると、脳の神経細胞で、カルシウムとかナトリウムとか、とにかくなんかそういうのが動いて、それで活性化して、脳内伝達物資が出て、発火して、言語に関する情報はこの部位で、映像とかは脳のこの部位で処理されて、最終的にこんな風に出力される、っていう、図式やら説明やらが載ってたりするけど、それがすべてなのだろうか?という疑義を押さえることができない。
シリSiriはいつ、よそ見をするのだろう?
そういうのも含めて、人間の知性ではないのかしらん。