コーヒーブレイクで生き返る
こんにちは。
てらぴーだよ。
仕事とか作業の区切りとしてのコーヒーブレイク。
生き返ります。
1杯しか飲めないなあというときはペーパードリップ。
2杯は飲みたい飲めるぞというときはコーヒーメーカーで淹れてます。
一区切りついた、で飲むもよし。
コーヒーを飲むためにも、ここまでやろう、でもいいですよね。
豆を炒って、粉にして、お湯で成分を抽出する、これって、漢方薬の処方じゃないかと言った人がありました。
言われてみれば。
聞くところによると、コーヒーの香り成分って、分かっているだけでも200ぐらいあるのだとか。
なんでそんなに!いつの間に!って感じですよね。
コーヒーを今ある形の飲料にした先人たちもすごいが、コーヒーの豆というか木もすごい。
材料としちゃあ、酸素に炭素に水素、それから窒素、後は微量の金属とか、そんなもんでしょう。
その組み合わせやら何やらで、いろんなタンパク質とか脂肪とかを作るのだから。
コーヒーを収穫した後の過程で生まれる成分もあるのでしょう。
コーヒーはまた、焙煎の方式や、抽出のやり方でも微妙に味が変わります。
熱帯の、すっごく熱いところで生きているのだから、おおざっぱな奴、と思いきや、こんなにも繊細だなんて。
愛しいやつよのう。
ああ、うまい。
これは香りが立っている。
苦いけど、この苦さがうまい。
それくらいのおおざっぱな味覚しか持ち合わせてません。
でも、何とかして、もっと味の違いを分かりたい。
そう思って、いつ焙煎したのかわからないものより、ここで焙煎してますの豆屋さんで買うようになりました。
香りや味の違い、コクや深み、そういうのは何となく分かるようにはなりましたけど、いかんせん、言葉にできない。
声に出せるのは、ああうまいとかそれくらい。
ふくよかな香りの次にくるのは熱い触れ合い。すぐに苦みを感じるが、ただの苦さではない。そのすぐ後ろにかすかな酸味が控えている。と思ったのもつかの間。とても小さいけれどもはっきりとした甘さが現れる。後味には再び苦み。こうしてコーヒーのひと啜りが終わるのだ。
ぐらいの感想を言えるようになってみたいものだ。
幕末、おそらく日本で最初にコーヒーを飲んだあるお侍さんの感想が秀逸。
すこぶる胸中をさわやかにす。