新しい元号、「令和」に決まったってよ
こんにちは。
てらぴーだよ。
新しい元号が「令和」と決まったそうで。
これからもしばらくは、元号に関するニュースが続くのでしょうか。
街頭インタビューとかありそうだ。
万葉集から取られたそうで、日本の古典からは初めてなのだとか。
この辺に、こだわりがあるのでしょうか。
確かにこれまでは、中国の漢籍から探してましたよね。
日本の時代を表す元号であるのに、なぜ中国の書物から取るのか。
右側の人たちはなぜそのことを問題にしないのか、不思議です。
中国嫌いの某さんなんて、「三国人の言葉なんか使えるか」ぐらいに啖呵を切ってもよさそうなのにね。
今回は万葉集が出典だから、そういった批判は出来ないでしょう。
逆に、このことでより日本国らしい元号になったなんて、高く評価されるのかなあ。
でも、まだ漢語というか漢字ですよね。
漢字の2字熟語。
これって、はっきりと決められたルールなのかしら。
日本国の、世界に例を見ない元号は、中国で発明された漢字2字の熟語に限る、なんていうのもなんだかなあ。
時を支配しているのは中国、それとも日本?
「ものつくり大学」という大学名は、たしか、和語の大学名があってもいいという発想で名づけられたと聞きました。
ならば、「漢字2字の熟語に限る」という縛りがなければ、和語の元号もありですよね。
これなら、正真正銘のジャポニズム、ニッポニアニッポンてなもんですよ。
試みに、「おだやか」なんてどうでしょう。
「おだやか元年」
その次は、「さわやか」とかね。「すずやか」もいい。
「やか」シリーズ。
「いやし」なんてどうだ。
「いやしい」に通じるからダメかな。
「はたらく元年」てのはよくない。
ともかく、「令和」に決まったのですね。
漢字って、見た目もそうだけど、読み方、音も大切です。
「れいわ」、言い出しの「れい」のところがなにやらあやふやなはっきりしない印象です。
たぶん「れい」があまり口を開けないからかな。
続く「わ」のほうは、母音が「ア」で、口を開けるのではっきりしますけど。
そういった音韻と脳の専門家の人に、感想を聞いてみたい。
例えば、『怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか』をお書きになった黒川伊保子さんあたりに。
声に出すという観点から、「れいわ」がどのようなイメージを喚起するのか、「りょうわ」じゃダメなのか。
「しょうわ」や「へいせい」とどう違うのか。
ともかく、「れいわ」とのお付き合いが始まります。