わら半紙はどこ?
こんにちは。
てらぴーだよ。
気が付いたら、わら半紙って見たことない。
わら半紙はどこ?
小中高と生徒だったころ、学校から配られる紙は、わら半紙でした。
ざらざらとした手触り。
薄い茶色の色合いは、お安い紙だと自己主張。
間違ってもすべすべの真っ白い紙は、学校にはなかった。
近所の駄菓子屋にも、その当時、1枚1円で売られていた。
あれ?結構高いのか?
この間のデフレのせい?
今、A4が大きさの標準だけど、コピー用紙の安いのって、500枚300円くらいかな?
ホームセンターで。イオンだと、もう少し安くなる。
わら半紙は、B4だったと思う。
まだ、B5がスタンダードだった時代。
てらぴーが小学生の頃は、まだ謄写版が現役だった。
だから、印刷物は、ガリを切ってた。
修正が、めんどくさかった。
中学の時、母が勤める電電公社(現NTT)でゼロックスのコピー機があった。
中学校にあったくるくる回って転写するみたいなコピー機とは、段違いだった。
戦争に負けるはずだと思った。
ところで、わら半紙だ。
時折、小学生や中学生が持ってくる学校からのお知らせとかは、まだわら半紙だ。
でも、古紙であるというだけで、本式のわら半紙ではないのかも。
稲藁や麦藁なんて、まとまって手に入りにくいよね。
古紙の配合率が高くなると、薄い茶色というかベージュというか、そんな色合いになる。
無印のメモ帳なんかで見るざら紙。
でも、わら半紙ではなさそうだ。
1年だけ奉職した私立高校は、お金持ちだったのか、すべて白色のコピー用紙だった。
お知らせやら小テストやら何やらで、恐ろしい勢いでなくなっていくので、補充担当の先生は、毎週のように、コピー用紙を運んでました。
わら半紙、数年前には、近所のホームセンターにもあったのに。
「あ。わら半紙だ。そのうち買ってみるか。値段は?安くはないね。」
そんな会話を自分と交わしたのに、次に行った時にはもうなくて、その後補充もされてない。
手に入らない、と分かると、欲しくなるのが人情。
アマゾンでも調べましたが、あるにはあるけど、お高い。
1000枚3000円ほどします。
安いコピー用紙なら、5、600円で済むのに。
わら半紙そのものはなくなってしまったようですが、もしくは高根の花に成り上がってしまったようで、でも、あのチープな紙のその手触り感とかは、無印をはじめ、一部の紙製品に受け継がれています。
クラフト紙あたりになると、茶色が強すぎて、筆記具を選ばないと書いても見づらいですけど、薄い色合いのもいくつか出ているので、疑似体験は出来るかな。
わら半紙、学校文化を代表するアイテムです。
でも当分は、ダイソーや無印で我慢です。