自分の「これから」をノートに書き出す
Мさんへ
こんにちは。
てらぴーだよ。
自分の過去を振り返って、「自分が心から好きなこと」、「自分をワクワクさせること」は、書き出せたかな?
1回では、うまくあるいは全部書き出せないかもしれないね。
忘れていることもあるだろう。
「これは表に出してはいけない」と勘違いして、心の奥深くにしまい込んでしまったことがあるかもしれない。
だから、何度でも、書いてみることだ。
こういったことにも、鍛錬というものは必要なのさ。
さて、次は、自分のやりたいことを書き出してみよう。
これまでの、そして今の自分を踏まえて、これからやってみたいこと(DO)、手に入れたいもの(HAVE)、それから、なりたい自分(BE)。
もちろん、今までの自分の延長に、「これから」があるわけではない。
今の会社に居続けなくてはならない、ということはない。
居続けてもいいけど。
要は、このままでいいのか、それとも変えていきたいのか、ということだ。
現状を変えていきたいのなら、どんなふうに変えていきたいのか、とりあえずこうしたい、ということでもいいし、長期的にこうしたいということも、はっきりと持っていたほうがいい。
そうしないと、流されてしまう。
「日常」の引力は強烈だよ。
ほとんどの人が、日常の延長を自分の未来だと思って、過ごしていく。
けれどもある時、ふと立ち止まってしまう。
あれ?もうじき定年だけど、このままでいいのか?とか、やりたいことあったのにな、とか思ったりする。
後悔先に立たずとは言うけれども、本当に気を付けないと、後悔の渦に巻き込まれてしまう。
そうならないために、後悔を最小限にするために、見たいの自分の像を、つまりは夢をはっきりと描いてみよう。
頭であれこれ思っていると、当然忘れてしまう。
だから、ノートに書き出すんだが、やっぱりここでも、練習が必要だ。
いきなり自分のなりたい姿を書こうといっても、書き出せないかもしれない。
やりたいことがいろいろありすぎるような感じがして、うまく言葉や単語にできないもどかしさを感じるかもしれない。
現状などに引っ張られて、例えば、時給900円の人が、夢は時給1000円です、なんて書くかもしれない。
現実の力は一方で強い。
夢を思いついても、すぐに頭のどこかで、「そんなの現実的には無理」なんてわけのわからないジャッジが下されたりする。
でも、それもこれも自分がしていることだ。
「現実」に飼いならされて、ありもしない限界にとらわれている。
鎖につながれて育てられたゾウの話を知っているだろうか。
短い鎖と杭につながれて大きくなったゾウは、大人になって、鎖を解かれても、鎖の長さしか動けないという。
自分を鎖から、解放してあげよう。
その時、どんな未来を思い描けるだろうか。
あらゆる制限を取っ払って、自分のこれからを、最終のゴールをイメージしてみよう。