冷めてもおいしいコーヒーが1番
こんにちは。
てらぴーだよ。
コーヒーは、とても敏感な奴で、さっさと酸化してしまうらしい。
生豆だと多少は持つらしいけど、焙煎したら、すぐ飲んだほうがいいとか、粉にしたら、もっと早く酸化が進むとか。
炒りたて挽きたて淹れたて、というふうに、3拍子揃ってるのが1番だ、となってしまう。
確かに、そう聞けば、「なるほど」とは思うものの、そうそういつもいつも、「炒りたて挽きたて淹れたて」とはなるもんか。
まず、焙煎は、自分ではなかなかできかねるので、お店に頼むことになります。
生豆で購入してもなあ、今うち冷蔵庫ないし。
で、その焙煎だって、いつ焙煎したのかまではわからない。
ただ、今通っている豆屋さんは、信用が置けると思うので、焙煎から日が経った豆はないものと信じてます。
粉には、飲む直前、セラミックのミルで挽いているので、この点はまずまずでしょう。
ミニマリストを気取っているのではなくて、単に冷蔵庫がないので、豆の保存に関しては自信なし。
淹れたてを飲む、ということなら大丈夫。
熱いコーヒーを堪能してます。
とまあ、自分がコーヒーを飲むまでを思い返してみましたが、こういうのが100点満点というか、完璧になったのなら、どんなコーヒーになるのだろう。
自分が普段飲んでいる豆をできる限り最高のやり方で淹れてみる。
焙煎から始まって、挽き方、淹れ方、そして、飲み方、か。
そんなことになったら、服装やら部屋の調度やらも変えないといけない?
今日見たネットのニュースで、「コーヒーカップの正しい持ち方」っていうのがあって、ほっとけや!と思ってしまった。
「人差し指の上に親指を置く」とか「小指は立てるな」とか。
好きなスタイルで、好きに飲んだらええやん、と思ってしまいます。
特にマグカップだと。
長い目で見たら、家具も調度も、その使い方まで、時代により年月によりさまざまに変化してきました。
何百年とか何千年になると、どうやって使ったのかわからなくなることだってありますよ。
コーヒーの淹れ方自体も、そのうち変わるかも。
飲み方が変わるかも。
紅茶はその昔、受け皿で飲んでたっていうし。コーヒーの飲み方そのものが変化しないという保証などないのです。
そんな、うつろいゆく文化としてのコーヒー。
これまでの歴史がたどり着いた味を、まずは味わうとしましょうか。
今日飲んだコーヒー、2杯目がすっかり冷めてました。
でも酸味などなく、すっきりとしたおいしい味わいを楽しめました。
こんなところにも、ラッキーは潜んでいたのです。