コーヒーの繊細さを楽しむ
ところでコーヒーの話だが、今日のおやつは貰い物のカップケーキ。
多分コーヒー味。(てらぴーは味音痴)
本日のコーヒーは、中国雲南の「水晶」です。
そろそろ残り少なくなってきました。
やっぱり豆で買ってその都度挽いてたほうが美味しいよね。
粉で買うときもあったけど、これからはもう豆一択にします。
ミニマリストを気取るわけではありませんが、今、冷蔵庫のない生活なので。
特に不便は感じないものの、コーヒー豆の保存を考えた時は、冷蔵庫、あったほうがいいよな、と思ってしまいます。
でも、コーヒー豆だけ入れるなんてできないし、おかしいですよね。
そのうちあれもこれもと、冷蔵庫頼みになるでしょう。
ここはひとつ我慢ということで。
それにしても、豆の管理とか、細かくないですか。
こうして保存しろとか、粉にしたら保存はこうしろとか、淹れるときも、お湯の温度がどうの淹れ方がどうのと、規則みたいのがいっぱいあります。
それだけ繊細なのでしょう、また、そうやって淹れることで味わいが高まるのもわかります。
昔はどうしてたんでしょう?
要は、コーヒーの豆を挽いて煮出せばいいわけでしょう。
お湯に粉を入れてしばらくしてからこせばいい。
操作としてはそれだけなのに、だんだん繊細になってきたように思います。
森本哲郎さんのエッセイに、アフリカの砂漠で飲んだコーヒーの話がありました。
砂漠を行くわけですが、休憩時にコーヒーをいれて飲む。
でも、すぐにハエが入るのだそうです。
最初は、取り替えてもらってた。
でも、必ずハエが入るので、次からはスプーンでハエを取り除いて飲んだ。
それでも入るので、スプーンでハエを押しのけて飲むようになった。
それでもハエが入る。
最後はハエごと飲むようになった。
ほんとかよ、と思いますけど、場所によってはワイルドな煎れ方飲み方があるのでしょう。
日本では、ありがたいことに、クリアーな雑味のない、香り高いコーヒーが飲めるので、その恩恵を楽しみたいと思います。
コーヒーはワイルドでもあり繊細でもあるのです。