野帳の魅力は固い表紙
こんにちは。
てらぴーだよ。
われらがコクヨの測量野帳「スケッチブック」は中紙だけでなく、表紙もすごい。
「クロス張り」ということなのだが、その筋の専門家ではないので、それがどれくらいのスペックなのか、よくわかりません。
よくわかりませんが、硬いことは承知しております。
中紙全体を包むように表紙から背表紙を通って裏表紙まで、緑色にまとわれてます。
実は、ここだけの話、以前、まだ用を足す前の洋式トイレのあの水たまりに落としたことがあったのさ。
野帳を。
気が動転したのでその前後の記憶があやふやだ。
たぶん胸ポケットに入れてて、下を向いたひょうしにするりと落ちたか、それともオーバーオールを着てて、やはり胸ポケットに入れてて、トイレなので、オーバーオールの胸当ての部分が下を向いたときにするりと落ちたか、いずれにせよ、思いがけずにするりと落ちたようなのだ。
けれども次の瞬間、はっと我に返り、救い上げました、わが野帳を。
そして、その場で愛おしく撫でました。
いや、たぶん拭きました、おそらくハンカチで。
ハンカチなぞ後で洗えばどうってことないけど、野帳はすぐに水を切らないと、浸透したら厄介なことになる。
それくらいの判断力はあったようです。
一通り表紙をぬぐったら、無事でした。
もちろん中紙も。
難産だったけど、お母さんも赤ちゃんも無事ですよと言われているようなもの、違う?
とにかくあの硬い表紙が、とりわけクロス張りがその名の通りバリアーになって中紙を守ってくれたのでしょう。
野帳恐るべし。
多少の防水機能も持ち合わせているなんて。
どこまで高スペックなのかしら。
この硬い表紙が、アウトドアでの筆記時には、「画版」のように働いて、書きやすさを向上させてます。
表紙をぐるっと回せば、ほぼ360度の回転が得られ、硬さも2倍になるんです。
テーブルや机がない場合でも、太ももの上に置けば十分に筆記に専念できます。
この360度の回転を維持したいので、野帳カバーにいまいち踏み込めないてらぴーがいる。
最近気づきましたが、野帳の大きさって、iPhone7プラスとほぼ同じ。
野帳のほうが一回り大きいかな。
こうなると、ますます愛着がわいてきます。
モレスキンにも負けない硬い表紙。
あの硬い表紙のおかげで、いろんなことを書き連ねた中紙が守られているのです。