「手は露出した脳」なんだって
こんにちは。
てらぴーだよ。
5月31日号の「週刊朝日」に、興味深いコラムがあったので、シェアしたいです。
内館牧子さんのコラム「暖簾にひじ鉄」より。
コラム内容はここから。
脳の活性化には、手指の刺激が大きな働きをするそうです。
(帯津良一の『健脳』養生法ー死ぬまでボケない)より。
手指への刺激が脳を活性化して、そのことが、認知症予防にも繋がるといいます。
ヨガの大家・沖正弘さんによれば、
「手は露出した脳である」
医学博士で脳科学者、東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太先生は、「音読」が脳の血流を増やし、脳の前頭前夜の機能を高めるという学説を発表しています。
「音読は脳の全身運動」だそうです。
その川島先生によると、
「指先を動かすことが脳を働かせるキーワード」
例えば、手紙などを手書きすること。
それが、
「いちばん脳にいい生活です。
手で書くという生活習慣があるのは、ずっと脳のトレーニングをしてきたことになるわけです。
毎日ジョギングとか水泳をしていたのと同じですよね。」
ただ、無目的に動かしても、脳は働かないらしい。
なので、クルミを握るというのは、ボケ防止にはならないそうだ。
それよりも、
「何かをつくるというクリエーティブな目的で指を動かすと、脳がものすごく反応します」
とのこと。
その際に大切なのは、「ちょっとの苦労」なのだとか。
ラクな方を選んでいると、老化して脳機能がどんどん落ちていく。
だから、「少し辛い」方を選ぶことで、脳機能を低下させないですむ。
そして、少しのストレスがあり、クリエーティブな指先運動とは何かというと、例えば、編み物、刺繍、楽器演奏、料理などだそうです。
そして、手書き。
コラム内容ここまで。
というわけで、毎日手紙を書くというのは難しくても、毎日手帳を書くのなら、誰にでもできそうです。
1日の終わりに、今日あった出来事を思い出して書く。
やったことだけではなく、気づいたこと、改善点なども書き足せば、生活の向上にもつながります。
手帳や日記が認知症予防の必須アイテムになる日も近いのかもしれません。