野帳ってば、180度開脚するんです
こんにちは。
てらぴーだよ。
野帳は、糸綴じ製本です。
なので、180度開脚ができます。
もう、ベターって感じで開きます。
そして、方眼の罫線がずれることなく繋がってます。
左ページから罫線を追っていくと、右のページの罫線にずれることなく繋がっていくのです。
それはまるで1本の線のよう。
つまり、見開きで一枚の紙のように使えるのです。
ですから、左ページに書いている途中で右ページに飛ぶのもありです。
フラットに開いているし、罫線は繋がっているし、何の違和感もありません。
このように、右のページに読んでいる本の内容の抜き書きをしたためて、右のページには、その部分のまとめを書いて見るのもオッケー。
黒は他人からの情報、青は自分で考えたこと、という色分けさえ混在しなければ、見た目にもすぐにわかります。
あるいは、右のページに、疑問点を書いておくのもありです。
これが、リングノートだと、やはり真ん中の断絶が大きすぎます。
真ん中に大きな、しかも出っ張っているリングがあると、心理的な障壁ともなるでしょう。
書いている途中での、左ページから右ページへのシフトは、技術的にも心理的にも難しいに違いありません。
特にリングノートでは、ページをくるりと回してしまって、両面を広げないで、片面だけを机の上に出して書いたりします。
リングノートならではの書き方とも言えますが、両ページを自在に書き繋ぐことは諦めている使い方と言えるでしょう。
その点、野帳なら、見開いても普通の大学ノートの1ページ分ぶんより小さいので、開いたまま机の上に出せます。
真ん中が出っ張ったりもしませんし、ページが丸くなって、筆記の邪魔になるということもありません。
疑問点や補足を右のページに書くと、びっしりとは書けないかもしれません。
でも、スカスカになっても気にしないで書きましょう。
野帳1冊の値段はそれほどお高いものでもありませんので、ページをスカスカにしてていいのか、という心理的な抵抗さえ克服できれば、使い勝手も高まります。
野帳が廉価であるということも、野帳の使いやすさを特徴付けるものなのです。
特にメモの類は、これが最終形というものではありません。
見直した時に疑問点が浮かんだり、補足が必要だったり、付け加えたいことが出てくるものです。
それを見越して、メモはスカスカで取りましょう。
隙間を十分開けましょう。
そうすることで、ページ全体が見やすくなりますし、追加もオッケーなので、さらに活用意識が増えてきます。
それに、見直すことで、「自分のノート」という意識も高まりますしね。
野帳の180度開脚、存分に活用しましょう。