ところでコーヒーの話だが、コーヒーにまつわる話として、コーヒーは飲んだほうがいいのか、飲まないほうがいいのか、適量はどれくらいか、というものがありますね。

 

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コーヒーには、カフェインが含まれていて、目が醒めるというよく知られた効果のせいで、上記のような疑問がいつまでも出回るのでしょう。

 

カフェイン以外にも、いろんな薬用成分があるらしくて、しかもそれぞれが相互に作用し合ったりもして、コーヒーは健康にいいのか、という疑問には、そう簡単に終止符を打てそうにありません。

 

まあいいじゃん、美味しければ。

 

というのがてらぴーの基本スタンス。

 

美味しいものに毒なしですよ。

 

と書いた瞬間に、フグとかあるしな、と思い直しました。

 

それに、「美味しい美味しい」と食べているうちに、健康を害するものもなしとは言えません。

 

長年、おそらく何百年にも渡って食べてきた食材でも、控えたほうがいいと言われているものさえありますしね。

 

食べ物が、栄養その他だけではなく、体になにがしかの影響を与えるのなんて、ごくありふれたことでしょう。

 

漢方では、体を冷やす食べものとか、温める食べものという分類をしています。

 

例えば、夏のお野菜のナスなどは、体を冷やすので、体調が悪い時には、食べるのは注意したほうがいいそうです。

 

「秋茄子は嫁に食わすな」というのは、秋のナスはとても美味しいので、嫁になんか食わせてはならねえ、という意味と、秋ナスは体を冷やすので、子作りにマイナスだから食わすなという、体をいたわっていることわざなのだとか、って、よく考えたらそれも、嫁の体より、家の存続に重きが置かれているので、舅姑のエゴだと言えそうです。

 

それはともかく、およそあらゆる食べ物は、体をどうにかするのでしょう。

 

元々は、食べ物とは言え「異物」、取り入れる時には、何かしらの拒否反応があってもおかしくはない。

 

消化にはそれなりのエネルギーも必要です。

 

体の様々な、なんたらイオンレベルでのバランスも変わってしまうので、体の組成のみならず、気分の在り方さえもが変化していくのでしょう。

 

ただ、コーヒーほど顕著ではないので、リンゴを食べたから愉快な気分になったとか、レタスを食べたせいで気分が沈んだ、とまではいかないのかもしれません。

 

コーヒーなどは、その点では影響が大きいのだと言えそうです。

 

気分の高揚感は、誰もが感じるところです。

 

その一方で、興奮の鎮静効果もあるみたい。

 

どっちやねん、て感じですけど、その時によって働き方も変わるのですかね。

 

ならば、おやすみ前のコーヒーも、くつろぎに効くのでしょうか。

 

夜遅くに、カフェに集う方々は、そんな効果を期待してコーヒーを味わっているのかしら。

 

コーヒーの薬理効果をめぐる議論は、まだまだ続きそうです。