買い物の記録を数字で終わらせるな
こんにちは。
てらぴーだよ。
昨日のレシートスクラップ。
要は、家計簿です。
家計簿なんて、使ったお金の管理だけなら、普通のノートでも十分代用できそうです。
けれども、そうはしたくなかった。
理由が二つほどありまして。
まず一つ目。
自分の手帳の一環として、スクラップという機能をどこかで持ちたかったのです。
手帳は1冊に絞らない、がコンセプト。
スケジュール管理やいろんなメモ、それぞれ手帳やノートで分担して、全体で一つの自分史になるようなログ(記録)を残していこうと考えたのです。
と書くと大げさですけれど。
スケジュールもメモも時系列に一冊にと考えた時に、厄介なのがスクラップ。
どうしたって膨らみます。
実際、普通の手帳でこれをしていると、厚さが5倍くらいになったりしたのを(写真でしたが)見たことがあります。
そうなると、場合によっては持ち運べません。
作っている本人にしてみれば、それで良しなのだとは思います。
でも、真似をしたくはない。
手帳には、持ち運びやすさという機動性も求めたいと思ったのです。
なので、てらぴーは分冊派。手帳は1冊に絞らない。
分冊を楽しむ。
スケジュールはスケジュール専用の手帳に、あれこれメモは野帳に、詳しいデイリーは自作のリフィールに、そして、家計簿はスクラップブックに。
このスクラップブックに、レシートだけでなく、本来のスクラップもするのです。
と言っても、スクラップしたいのは、チケットの半券とか、駅弁の包み紙とか、そんなところでしょうか。
毎日のことではないですよね。
なので、これで十分だと思います。
もう一つの理由としては、家計簿を数字にして終わらせたくはなかった。
確かに、家計簿は数字の羅列です。
お金の出し入れ、基本は何にお金を使ったかという、出金の記録でしょう。
ですから、数字が並ぶのは当たり前です。
でも、その数字は、数字なのではなくて金額です。
そして金額とは、その商品の価値です。
その商品の価値をその金額で交換したのです。
ところが、レシートを眺めていても、その価値は見えにくいです。
なので、解説が必要になる。
その金額は何を表しているのか。
価値を交換した時に、どのような気持ちになったのか。
その交換は適切だったか。
お店で購入した時、帰宅して商品を見た時、使って見てどうだったか、などなど、そんなことも記録したかった。
レシートに並ぶ数字に、内容を与えたかった。
同じ159という並びでも、その中身が大きく違うということはあり得るはずです。
その違いを書き記したかった。
その時の感情も、台紙に貼り付けておく、つまり、スクラップしたいのです。