コーヒーの味の基本は変えないで
ところでコーヒーの話だが、少し腰痛。
気分を変えるために、歩いて星乃珈琲にやってきました。
モーニング。
コーヒーは、彦星ブレンド。
小雨模様の朝です。
外観。
お店のお隣が休耕田というのも地方らしさ満開。
今は、田植えも済んで、カエルがやかましいです。
コーヒーはすっきりと美味しい。
とても素直な味わい。
酸味や苦味、甘味が喧嘩してません。
自宅のそばに、何軒か喫茶店があるというのも幸せなもの。
こればっかりは、狙ってうまくいくというものでもないでしょう。
1件だけだと、お休みの日に行き場がなくなる。
チェーン店だけど、こだわりを持つお店がいいと思ってます。
個人のお店、例えば「チャペック」のようなお店がこの辺にもできてほしい。
「ファーストフード」にかけた造語で「ファースト風土」という言葉があります。
地方はどこに行っても同じ街並みになっている、ということを皮肉った言葉。
地方の、特に郊外は、ユニクロしまむらヤマダ電機マクドナルド、そんなお店が並んでいて、個性も何もないのだと。
確かにそれは言えてます。
流行の服は欲しい、でもみんなと同じではいや、と言いながら、みんな、とは言わないまでも、ユニクロの服は売れています。
帰属意識か個性か、みんなと同じか自分らしさか。
その間のどこかでバランスを取っているのでしょうか。
コーヒーもまた、流行り廃りの中で、動いていくのでしょう。
スペシャルティコーヒーだとかサードコーヒーとか流行って、「フォース、4番目はなんだ?」とか言われている昨今、コーヒーの味は大きくは変わらないで欲しい。
表面にいろんな波が現れても、底流は静かに流れているものです。