『メモの魔力』の本質は抽象化よりも手前にある

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

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マンデリンのラベル。

 

これだけは、なぜかスクラップ帳にではなく、野帳に貼ってます。

 

ところで、前田祐二さんの『メモの魔力』という本が売れているらしい。

 

著者も、今をときめく話題の人。

 

メモを見返して抽象化したり転用したりする書き方が述べられている。

 

でも、おそらくは、メモの本質というのは、「とにかくメモをする習慣をつける」ところにあるのではないかと思います。

 

抽象化も転用もメモの生かし方であって、それは取りも直さずメモを取った後のこと。

 

まずは、メモを取れるようにすべきでしょう。

 

それには、メモを身近に置いておく、メモ帳を肌身離さず持ち歩く、そこから「メモの魔力」も始まるのです。

 

いつもメモ帳を開いて置いておき、筆記用具もそばにある、そんな環境を作り上げる。

 

それには、野帳が一番です。

 

何しろ薄いしかさばりません。

 

180度フラットに開いて置けます。

 

何か心が動いたら、面白い!とか、何これ?とか感じたら、そこで、すかさずメモを取れるか。

 

めんどくさいとか、後でもいいだろうとか、心は言い訳をしてきます。

 

それに打ち勝つ強さが必要。

 

どんなことでも、慣れれば、すなわち、習慣化して仕舞えば、どうってことはありません。

 

まずは、自分の中でメモで人生を変えようとする必要を感じられるかどうか。

 

なんのためにするのかが明らかでないと、続きません。

 

メリットは何か。それが十分納得できているかどうか。

 

本を読んでも実行する人は、1%いるかいないかだ、とはよく言われることです。

 

その1パーセントに入る覚悟があるか。

 

覚悟なんて大げさですが、でも、人生が変わってしまうかもしれないのなら、おおごとでしょう。

 

小さいこと、どうでもいいことではないですよね。

 

読んだ後の実行には、それぐらいの力がある。

 

多分、このままでもいい、人生変わらなくてもいい、というのでしたらどんな本を読んでも同じでしょう。

 

自分を変えたいと思っているのなら、探すはずですから。

 

自分が変われるかもしれないことを。

 

適当に本を読んでいれば、そのうち変われる本に出会う、それはあまりにも受け身な態度。

 

変化、あるいは変化を促してくれるものを待っていてはいけないのです。

 

何も変えようとしないのに、変える努力を惜しんでいるのに、「サザエさん」で暗い気持ちになるなんて、滑稽です。

 

あしたときめくために、いま変わる方向に舵を切りましょう。

 

海図は野帳です。

 

航路は、これから書き込むのです。