小池龍之介さんのお話会と野帳
こんにちは。
てらぴーだよ。
今回の京都への旅は、小池龍之介さんのお話会への参加がメインでした。
瞑想に関するご本でベストセラーを何冊も出してます。
その小池さん、最後の修行にと旅立ったものの、挫折をなさったようで、旅は中止。
ご自身も仏道の修行者であることをやめ、還俗したというのです。
いったい何が?
お話のタイトルは、「旅の挫折をシェアする会」。
懺悔の旅のフィナーレが、京都・メルパルクでのお話会だったのです。
「メルパルク京都」での会場は、ホテルらしく、式典か何かの会場の雰囲気でした。
あるいは、記者会見場のような雰囲気。
絨毯がひかれていて、椅子も大きめで、パイプ椅子や事務イスなどではない。
机、もしくはテーブルはありません。
座ってお話を聞くというスタイルだったのです。
こういう時に活躍するのが、我らがコクヨの測量野帳「スケッチブック」であることは論を待ちません。
薄くて軽い、メモ帳だけれどノート形式。
表紙が厚いので、下敷きいらず。
テーブルがなくても筆記に困ることがありません。
太ももに乗せれば、そこが机でありテーブルです。
人の話を聞きながらメモを取る、というのは、頭を活性化するだけではなくて、眠気覚ましにもなりますよ。
午後の1時からの会だったので、寝てしまう危険とも隣り合わせ。
そんな時にも、手を動かしていれば、頭も回るし、眠気も抑えられる、というものです。
お話を聞きながら、まとめたり、自分の感想を書き込んだり、新たな問題点とか疑問点が浮かぶこともあります。
左ページにお話の流れを書いて、自分の感想は右のページに書く、という使い方もできます。
こうすると、どこでどんな感想を持ったのか、お話のどの辺に疑問を持ったのか分かりやすく書き分けられます。
野帳の書き方にコツがあるとすれば、ぎちぎちに詰めないで、あとで書き加えられるように余裕を持って書くことです。
余白を適度に残すのです。
野帳のメモは、書いておしまいにするのではなくて、あとで読み返すことを念頭に書いたほうがいいと思います。
そして実際に読み返して、自分の生活にどう活かせるのか考えてみましょう。
書いたら読み直すも、メモの極意ですが、メモを頻繁に取ることも、メモの極意です。
そもそも、メモを取らなかったら、生かしようがありません。
そして、メモを取るお稽古は、いつでもメモを携帯して、すぐに出せる状態にするところからスタートです。
それには野帳が一番。
机やテーブルのない環境になると、野帳の硬い表紙のありがたさが分かります。
お話の会は時間が過ぎても続いたので、メルパルク側のご配慮で、場所を移して、残れる人は残ってお話をすることになりました。
今度は畳の部屋で、座布団で輪になって歓談です。
小池さんへの質疑応答がメインでした。
だいぶ挫折からは立ち直られたようで、瞑想は続けるし、指導についても、お話をするくらいならということで、また各地で再開できるようです。
そして、日が開けて今朝、石川への高速バスの出発時間が11時40分だったので、のんびりもしてられないしと、朝何気無くメルパルクの方に歩を進めると、池田さんが、メルパルク前の人が通りまくる通路の隅の花壇の「フチ」に腰掛けて、瞑想中でしたがな。
近寄ってはみたものの、瞑想の邪魔になるしと、後ろに控えていました。
半分ストーカーだね。
そうこうするうちに、昨日の参加者でしょうか、おっさんが1人近づいてきて挨拶を交わしています。
どうやら2人で瞑想するみたいです。
でも、こういう時に「まぜて」と言えないてらぴー。
ひたすら待ちました。
1時間半ぐらいだったでしょうか。
バス時間が迫る11時過ぎ。
小池さんがメルパルクに戻ります。
その時意を決して、ご挨拶しました。
ほんの二言三言ですけどね。
下を見たら、小池さん、裸足でした。
さすがです。
これからも、フォローしたいです。