『野帳大全』の夢を見る
こんにちは。
てらぴーだよ。
書店に行くと「なんとか大全」というタイトルが目に付きます。
「ライフハック大全」とか「アウトプット大全」とか。
大全って?
国語辞書によれば、
たいぜん:一冊で全てが分かるように関係のある著作・事物を全部集めた書物。
(『新明解国語辞典』第五版)
とありました。
要は、これ一冊でそのテーマが全部わかる本、ということなのでしょう。
ならば、野帳にだって、「大全」がありえるでしょう。
簡単にマインドマップをしてみましたが、これはあくまでもてらぴーの使い方から見たもの。
それに、以前、枻出版社から『測量野帳スタイルブック』というムックが出ていました。
でも、そのムックの表紙が、「レベルブック」だったのです。
なので次回は、スケッチブックに焦点を当てたムックにしてもらいたい。
考えてみれば、野帳は特殊な「ノート」です。
普通のノートやメモ帳は、誰でも使えるようになっていて、その延長で専門職の人も使ってます。
でも野帳は、そもそもの出自が専門家向けなのです。
名前の通り、測量に特化した専門的なノート。
それが、普通のノートとして一般にも使われるようになったのです。
決して一般の人が、測量をしようと野帳を買い求めたのではありません。
野帳はあくまでも測量用。
でもその仕様が、普通のノートとしても使いやすかった。
それで年間100万冊というベストセラーならびにロングセラーとなったのでしょう。
特に我らがコクヨの測量野帳「スケッチブックは、3ミリ方眼なので、「ほぼ日手帳」や「ジブン手帳」に負けないぐらい使い勝手が広がりますよ。
シンプルであるがゆえに、使い方は無限大。
書けば書くほど、その魅力は広がるのです。