初めてのマラウィ、苦味広がる
ところでコーヒーの話だが、豆がなくなりそうなので、自転車を飛ばしました。
行き先は、チャペック。
自転車をぢぢいの体力で漕いで40分かかります。
お天気が良くないと出かけられません。
さて、お気に入りのカフェであるチャペック、ハンドピッキングで痛んだ豆などを取り除いてくれてます。
そのせいか、雑味のないクリアな味わいに仕上がってます。
店内では、マラウィ・フィリルアというのをいただきました。
初めて味わいます。
マラウィって、アフリカの国名だったんですね。
知りませんでした。
チャペックでは、苦味の上位にランク付けされてます。
確かに口に含むと苦味だけが広がります。
酸味はかけらもない。
苦味を味わいたいのなら、オススメです。
焙煎も強めなのでしょう。
カウンターの向こうに、大きなガラスの瓶に入れられてコーヒー豆が陳列されています。
で、マラウィを見ると、焦げ茶色です。
他の豆よりも明らかに色合いが濃い。
あの苦味はそこからきているのですね。
帰りしな豆を買い求めました。
マラウィと迷いましたが、グァテマラにしました。
チャペックの紙袋に包まれたグァテマラ。
これで当分は美味しいコーヒーがいただけます。
人生の楽しみの一つが、美味しいコーヒーを味わうこと、反論はないでしょう。(笑)
豊かな生活を求めますけど、案外ささやかな中に豊かな生活は潜んでいるようです。
ものすごく特別でなくてもいい。でも、それがあることで生活に充実が生まれる。
そんな日常を楽しむ術(すべ)をたくさん持つことが、幸せへと繋がるのでしょう。
見ること出会うことはないでしょうが、マラウィとグァテマラのコーヒー農園のみなさんに感謝を。