パイロットの「4+1」多機能ペンのお安い方、廃番か

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

文房具の世界も、栄枯盛衰が激しいです。

 

昨日の覇者が、今日の敗者になるのなんて、日常茶飯事。

 

老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」なんていう言葉がありますが、文房具の世界でも、老兵は「消えてゆくのみ」なのでしょうか?

 

多機能ペン、と呼ばれてます、ボールペンとシャーペンのコラボな製品。

 

4色ボールペンに鉛筆であるシャーペンがドッキング。(ドッキングって、死語?)

 

それまで、4色ボールペンはありました。

 

シャーペンもありました。

 

シャーボに代表される、シャーペンとボールペン(単色)が1本になったものもありました。

 

これは、発売当時、衝撃でした。

 

そのうち、ボールペンの部分が、黒と赤の二本になったものも現れました。

 

この時も、そこそこ衝撃でした。

 

ただ、次はこれだろ、という予測は働いた記憶があります。

 

多分この時代が、しばらく続きます。

 

そこへ、ゼブラから、一気に「4+1」という4色ボールペンとシャーペンの協奏曲のような製品が発売されるのです。

 

「4+1」の多機能ペンの登場です。

 

ついにここまできたか、という感じでした。

 

それにしてもなぜ、馴染みのうすい「緑」も加えたのか。

 

でもここに、先見の明があったのです。

 

それはさておき、しばらくはゼブラの独壇場でしたが、程なく各社「4+1」の多機能ペンを売り出します。

 

三菱、パイロット、やや遅れてサクラ。

 

今では、100均でも買えます。

 

そんな多機能ペンでしたが、てらぴーお気に入りのパイロットの「ライト」のシリーズが、店頭で補充されていません。

 

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ざっと並べてみました、手持ちのやつ。

 

どうやら、製造中止、廃番になったのでしょう。

 

どこへ行っても、在庫のみ店頭に並んでいるだけ、と行った感じのお店から、すっかり姿を消してしまったところまで、いずれにせよ、新しいものはもう、並んではいません。

 

自分で色が選べるあのペンの方に経営資源が注がれることになったのでしょうか。

 

ただ、新製品は出てはいます。

 

でもそれは、1本1000円のお高いシリーズ。

 

こうして、世代交代が進むのでしょう。

 

新鮮味のなくなった製品は姿を消し、新しい製品が売り場に並ぶのです。

 

こんなことならもう少し買っておけばよかった。

 

でも、あんまりたくさんあっても使い切れません。

 

その辺がジレンマ。

 

手に入れたいけど、買ってどうする、というせめぎ合い。

 

文房具に限らず、コレクター共通の悩みでしょうか。