ノートに書き出すことは、癒しなのだ

Mさんへ

 

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

アンネにとって、日記帳が大切な友人であったように、A4のノートは、なんでも受け止めてくれる友人になる。

 

時には、カウンセラーとなって、あなたの悩みを聞いてくれるだろう。

 

A4ノートは、癒しのノートなのだ。

 

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悩みや不安や怒りなど、あるいはこうしたいのにできないもどかしさとか悔しさとか、どうしていいか分からない混乱など、生きていれば、それらのマイナス感情はつきものだ。

 

もれなく付いてくる「おまけ」ぐらいならいいけれど、そいつらは増殖する。

 

なので、明るみに出してしまおう。

 

お化けが怖いのと同じ原理だ。

 

夜だから、周りが暗いから、そいつの姿がよく見えないから、人は不安になったり、恐怖を覚えたりするのだろう。

 

そのもの本体より、どう対処したらいいか分からないので、恐れおののくのだ。

 

だから、今自分が感じているマイナスの感情をノートに書き出してみよう。

 

単なる不安とか怒りではなく、具体的に具体的に書いてみる。

 

例えば、職場が嫌だ、というのではなく、同じ部署にいるあの人のこんな言動が嫌だ、とか。

 

こんなことを言われて自分はこんな感情になったとか。

 

あるいは、自分はこのことをこうしたいのにできない、それでストレスを感じてしまう。

 

物語の一場面を描写するように、具体的に書いてみる。

 

時には、自分が感じていたのは怒りではなくて、寂しさだったとか、違う感情が見つかることもあるだろう。

 

自分の感じ方の癖みたいなものに、気がつくこともあるかもしれない。

 

書き出す中で、これまで感じていた感情に、違った名前を与えられるかもしれない。

 

「もうだめだ」と思っていたことに、新たな解決策が見えてくることだってあるだろう。

 

書き進めていくうちに、気持ちが落ち着いていくこともある。

 

まだまだできることがあると、気づけるようにもなるだろう。

 

眠れないくらいの大きな不安でも、なぜそんなに不安なのかを分析してみれば、大したことがなかったり、いくつかの小さなタスクに分けられることにも気づけるだろう。

 

書くことは癒しになりうる。

 

マイナスの感情を、「感じてはならないもの」にしないで、そんな気持ちになったのも当然かもねぐらいに受け止めてあげよう。

 

マイナスの感情と向き合おう。

 

それには、ノートに書き出すのが一番だ。

 

そして、マイナスの感情を感じた自分を責めないで、認めてあげよう。

 

「こういう状況でこんな気持ちになるのは当たり前だよね、でも、潰れないでよく踏ん張ったね」と、自分を褒めよう。

 

マイナスの感情を感じている自分はだめだ、と否定するのではなく受け入れよう。

 

ノートに書き出すことで、自分が好きになるよ。

 

ではまた。