A4ノートで自分の夢と向き合う

Mさんへ

 

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

大きめの、A4ノートは、自分と向き合うためのノートだ。

 

過去の自分、現在の自分、そして、未来の自分。

 

このうち、未来の自分と向き合う、というのは、自分の夢と向き合うということだ。

 

自分の夢と向き合うというのは、自分の夢を語るということだと思う。

 

大きめのノートは、夢を広げるためにある。

 

f:id:sayapapa2001:20190720164609j:image

 

幼稚園ぐらいの時は、いろんな大人から「みっちゃんは将来何になりたいの?」って、お天気の挨拶みたいに聞かれたものだけれども、大人になってからは、誰もそんなことは聞いてくれなくなった。

 

ぼやぼやしていると、「お前はどうするつもりだ?」なんて叱責の形で問いが投げかけられる。

 

還暦をすぎた今では、将来のことなんて、老後の生活の心配とかお墓のこととか、夢というよりは、現実的な事柄ばかりだ。(しばし泣く)

 

でも、いつだって人は、未来に夢を持てるはずだ。

 

これから、どうしたいの?

 

これからどうしたいか、つまり夢は、未来の先取りだ。

 

それは、「今はまだそうではないもの(こと)」でなければならない。

 

パジャマを10着持っている人が(そういう人もあんまりいないとは思うけど)、

 

「新しいパジャマが欲しい」

 

というのは、単なる欲望で、夢とは違うのではないか。

 

今はまだ手にしていないけど、やがて手にしたいもの。

 

そのためには、そのことが具体的に分かっていないといけない。

 

そうしないと、手にしたときに果たして自分が望んだものなのかどうかが、分からなくなってしまう。

 

どんな望みも叶えられるジーニーみたいな、あなた専用の執事がいたとして、行きたいところを告げれば連れて行ってくれるとしよう。

 

この時、行き先が具体的じゃないと、執事は困ってしまう。

 

「世界の絶景が見たい」とリクエストして、「着きました」と言われた所が、なんか違うと思っても、どうすることもできない。

 

「いや、こんな場所ではないよ」

 

とあなたが言ったとしても、執事は、

 

「では、どんなところをお望みなのでしょう。おっしゃってくだされば、何処へでもご案内できます」というしかない。

 

望みを叶えるのは、あなたの具体的なリクエストからだ。

 

目的地がはっきりしないと、ナビも車も動けない。

 

人は、以外と自分の夢に向き合っていない。

 

試しに、夢を100個書き出してごらん。

 

書けないから。(笑)

 

多分、途中で手が止まる。

 

それか、あんまり夢らしくないものが混ざるかもしれない。

 

「毎日一本バナナが食べたい」とか。

 

普段から、自分の夢を具体的にしておかないと、これからどの方向に進めばいいのかさえ分からなくなる。

 

そうして、日常に埋没するんだ。

 

「若い時はこれでも夢があったよ」なんてしたり顔で語る退屈な大人になってはいけない。

 

夢は小さなノートに書き出すものではない。

 

どんどん広げていくものだ。

 

だからこその、A4ノートなのだ。