人はこうして野帳にはまっていく
こんにちは。
てらぴーだよ。
野帳が一冊終わりました。
書き終えたのが夜だったので、今日の引き継ぎでもよかったけど、1日でも早く書き終えたという事実を残したい、という欲望に押されて昨日の日付で新旧の交代と相成りました。
野帳は、できるだけ肌身離さず持ち歩いて、手があくと開くようにしています。
ひとつの「クセ」ですが、クセとして定着するまでには、ずいぶん時間がかかったような気がします。
いうまでもなく、僕たちの生活は習慣でできてます。
「歯を磨く」といった事柄だけではなく、「朝起きる」というのも習慣です。
今まで生きてきた中の何処かで身につけたのが習慣。
行動だけでなく、考え方や感じ方も習慣でしょう。
何かが起こったときに、何を考えどう感じるかも、習慣でそうしてませんか。
半ば自動で立ち上がる思考や感情、それらも習慣とみなしても、いいのではないでしょうか?
野帳習慣を身につけるには、まず野帳を買うことから始めなくてはなりません。
まずは買ってみる。
次に、書かなくてもいいから身近においてみる。
置くだけでなく、持ち歩く。
行動を共にする。
気が向いたら、ページを開いて少しづつ何か書いてみる。
今日のこれまでの行動とか、今何をしているのかとか、今考えていることとか、今日これまでを思い出して強く心に残っていることとか、最近気になっていることとか、ニュースとか、買い物リストとか。
書く内容は、本当になんでもいいと思います。
書き方とか、ペンの色分けとか、そういうのは、書いているうちに自然と決まってきます。
ああ、こういうふうに書くと後で見やすいなとか、こんなふうに書くと分かりづらくなるとか、色分けはこうしたら書きやすいし間違えにくいとか、自分の書くスタイルや個性に合わせて、決められていくものです。
それには何より書き続けないといけない。
基本自分メモなので、後で誰かに見せるとか、どこかに提出するとか、そんなことはないでしょう。
だから、とことん自由に自分スタイルで書けばいいのです。
それこそ1ページに文字1個でも構わない。
(構いませんが、意味がわからない)
自分なりの書き方、レイアウト、色の使い分け、そういうのが少しづつ定着してくると、ますます自分の野帳だという愛着も、高まってくるでしょう。
そうしてそこに、自分の個性を発見することもあるでしょう。
そうなると、ますます愛着も湧くでしょう。
こうして人は、どんどん野帳の世界に引き込まれていくのです。
(コクヨでは、野帳の愛好者を「ヤチョラー」と呼んでいるそうですが、いかんせん語呂が良くない、なんとかなりませんかね)