レシートから見えるもの
こんにちは。
てらぴーだよ。
昨日のレシートスクラップです。
レシートの凄いところは、買い物した金額だけではなくて、時間まで分かるところです。
似たような買い物とか、お店に行った順番が分からなくなった時に重宝します。
普段は大丈夫ですが、立て続けに買い物をした時など、あるいは、同じビル内で買い物が連続した時など、時間軸が混乱します。
こんなに便利なレシートも、電子決済なんかが普及すれば、そのうち姿をなくすのか、心配になります。
1日の買い物は、あっという間にエクセルの表みたいな家計簿となって、記録されたり表示されたりするのでしょうか。
便利といえば便利ではありますが。
さらにはそこに、AIかなんかが絡んできて、「書いすぎです」「この前も同じものを買ってます」「この商品を買ったのにあの商品は買ってませんよ」なんて、評価とか指示とか判断とかされちゃうのかな?
でも買い物って、「必要だから買う」だけではないですよね。
自分へのご褒美という理由づけもあります。
たまには我慢しないでプチ贅沢、という時もあるでしょう。
普段はしないのに、今日に限って「思い切った」「清水の舞台から飛び降りた」「魔がさした」ということもあるでしょう。
反対に、我慢したという場合もあるはずです。
日本のスーパーって、本当に品揃えがすごい。
品物によっては、海外の方が豊富ということもありますけど。
選択肢としては十分です。
その中で何を買って何を買わなかったか、その理由は、その日その日で違うでしょう。
買わなければよかった、と思うこともあるでしょうし、買えばよかったと悔やむことだってある。
買い物って、必要に迫られてだけではないはずです。
もちろん度を越せば、病的になることだってなしとは言えませんけどね。
心の何かが充足されてなくて、他の領域で空白を満たそうとする、そういう買い物もアリだとは思いますが、どこかで自覚が必要でしょう。
買い物は、自分との会話でもあったのです。
尊敬する内田樹さんは、長く自炊をしてきて、自分が何を食べたいか、自分と相談して献立を決めるから健康なのだ、という意味のことをお書きになってます。
自分で決めたその結果がレシートに表れている。
レシートを通して、いまの自分と会話できますよ。
家計簿以上の効果、ではないでしょうか。
AIになんか負けるな!