不二家のレモンスカッシュとギリシア神話
こんにちは。
てらぴーだよ。
昨日のレシートスクラップ。
レシートはもらえなかったけれど、自動販売機で、最近お気に入りの不二家「レモンスカッシュ」を買いました。もちろん飲みました。
さてこのレモンスカッシュ、成分表示を見てみたら、一番おしまいに「ヘスペリジン」とあります。
成分は多いものから表記する決まりとかで、一番最後だから、それほど入っていないのでしょうけれど、「ヘスペリジン」って何?と思うじゃありませんか。
そこで、野々市市が誇る新設の公民館「1の1」で休憩した折にググりました。
便利な世の中。
何らかの食品添加物だろうと思っていたら、驚きの結果が!
「ヘスペリジン」は、ポリフェノールの一種だそうです。
温州みかんやはっさく、ダイダイなどの果肉および薄皮におおくふくまれるのだそう。
別名「ビタミンP」
血管を強くしてくれる効果があるかも、とのことでした。
何だ、いいやつじゃん。
おかしな、合成保存料とかでなくてよかった。
でも気になったのが、ヘスペリジンという名前の由来。
wikiでは、「ギリシア神話のニュンペー・ヘスペリデスから名付けられた」との説明が書いてありました。
ついでだと思って、調べると、「ニュンペー」は「下級の精霊の女、英語ではニンフ」、そして「ヘスペリデス」は別の項目が立てられていて、「世界の西の果てにあるニンフたち」、さらには、「黄昏の娘たち」という何やら詩的な呼び名が紹介されてます。
でも、二つをくっつけた「ニュンペー・ヘスペリデス」は見当たりませんでした。
ヘスペリデスがそもそも「ニンフ」なので、独立した項目になっていないのでしょうか?
ギリシア神話の話は述べられてはいましたが、柑橘系のポリフェノールに結びつくお話はありませんでした。
血管に絡む話も確認できませんでした。
なので、みかんの皮とか筋に含まれて血管を強くするポリフェノールが、どこでどうギリシア神話に結びつくのかはわからずじまい。
わからなかったけれども、ヘスペリデスの「黄昏の娘たち」というネーミングは何だか良いなあと思っているのです。