手帳は、スケジュール管理だけの秘書ではもったいない
こんにちは。
てらぴーだよ。
かつてジョブズは言った、「アップルが電話を再定義する」
ならば、てらぴーも言おう、「手帳を再定義する」と。
これまでは、スケジュール管理が手帳の中心でした。
タスク処理、ToDoリスト。
これだけだったら、パソコンやスマホで十分管理できます。
スマホでなくても、カレンダーがあれば、事足りるでしょう、スケジュールだけならば。
でも、今や手帳の役割は、スケジュール管理をはるかに超えて、人生のパートナーへと昇進し始めているのです。
人生のパートナーというと「配偶者」の意味で使われることもあるので、「伴走者」と言い換えてもいい。
スケジュール管理なら秘書だけど、手帳は今や秘書の役割、越えてます。
手帳は時に、あなたを動かすエンジンになり、あなたの尻をたたきます。
トレーニングでは、トレーナーの役目をするでしょう。
管理栄養士みたいに、食べるものについて振り返りを促し、食生活を健全化します。
そしてあなたが、前向きななりたい自分へと近づけるように、導いてくれるのです。
どうしたらそんなことが可能になるのか。
それは日々の生活の記録です。
スケジュールだけでなく、朝起きた時間から、何を食べたのか、いつ何をしていたのか、どこにいたのかだれと会ったのか、さらにはその時の気持ちなど、仕事でもプライベートでも分けないで記録していくと、いろんなことが見えてきます。
1日では分からなくても、記録が1週間、1か月と続けば、その記録が様々なことを語りかけてくるでしょう。
いろいろ思うことも出てくるはずです。
このまま進めば、自分はどこに行きつくのか、その到達点も見えてくるでしょう。
さて、その方向はそれでいいのでしょうか、それとも軌道修正をしますか。
そんな二択な質問も、手帳は聞いてくるでしょう。
では一体どうしたら、手帳が人生の伴走者になってくれるのでしょうか。
それは、手帳を使い始める時に、「なりたい自分」を明らかにすることです。
それは手帳という、ある意味高性能な「ナビ」に、「目的地」を入力するようなこと。
ただし一つ条件が。
目的地は、詳細に具体的に思い描くこと。
ちょうど「ナビ」に、住所を「この辺」ではなく、番地まで入力するように、です。
「なりたい自分」を具体的に思い描くのは、言葉でもいいしイラストでもいい、写真を使っても大丈夫。
想像力をはばたかせて、理想と考える自分の姿を思い描きましょう。
ただし、当たり前ですけど、「100メートルを2秒で走れる足を持つ」なんていう現実離れしたものはだめです。
手帳を、スケジュール管理にだけ使うなんてもったいない。
どこに向かっているのか分からない生活はあきらめて、自分らしさをもっと出せる生活に変えていきましょう。
その相棒が、手帳です。