今日出会った言葉について考えた「今日の全力が・・・・・・」
こんにちは。
てらぴーだよ。
夜9時を過ぎたら、よいこは手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今日出会った言葉。
「今日の全力が
明日の最善をつくる」
今日の筆文字講座で、講師の武ちゃんが教えてくれました。
なんでも、泊まったホテルのアメニティにそれぞれ名言が書いてあるそうな。
で、その中の一つがこちら、ということです。
「今日の全力が、明日の最善をつくる」
考えてみたら、当たり前な言葉ですけど、でも、どこかで僕たちは、「棚からぼたもち」を望んでないですか?
「宝くじがあったら、仕事辞める」みたいに。
その前にすべきことはたくさんあるはずなのに。
何もしていないのに、明日になってすべてが、あるいは一部であっても、好転することはあり得ない。
これまでヒットも打ててないのに、そして、何の努力もしていないのに、明日からホームランバッターになったという選手はいないでしょう。
原因なしで結果だけを求める、その心の弱さが一番の問題なのに。
でも、世間は時に無責任に若者をあおる。
「努力はいらない」みたいな言説は、意外と多いように思われます。
無理やり力を出す「努力」は、忌避してもいいかもしれません。
でも、何事かを成そうとするのなら、正しい方向への力のかけ方は必要です。
問題はベクトルであって、力を出さずに成果を得ることではないはずです。
全力はなにも、青筋を立てろとかそういうことではない。
例えば、休むときは全力で休む。
風呂に入るのなら、全力で入る。
全身と全脳とすべての感覚器官をフル回転させて楽しむ。
何も「力を入れる」ことが、全力なのではない、そう思います。
ご飯を食べる時は、テレビなど見ないで、食べることに集中する。
今何を食べているのか、箸がつかんだものは何か、それはどんな色合いでどれくらいの量で、これからどんな風に口に運ぼうとしているのか。
いつ口に入ったのか、最初触れたのは唇かそれとも舌か、どんな感じだったか。
どんな風に噛んだか、舌はどう回っているのか、噛むたびにどんな風に味わいが変化して、どんなふうに形や噛み応えが変わっていったのか。
どんな風になってから飲み込んだか。
後味はどんな風であったか。
何かを一口食うことにだって、ものすごい段階があるはずです。
その「今」に集中する、それがマインドフルネス。
瞑想などしなくても、日常の中でマインドフルネスは体験できると思います。
「全力」は、疲れたりしません。
間違った力の入れ方をしているから疲れるのです。
今日、どれくらい「全力」でしたか?
その全力が明日に続くのなら、楽しみが増えたのです。
全力が少なかったら、明日は全力になれるチャンスです。
全力がなかったとしても、明日、「全力」を経験できるかも。
楽しみを見つけ出し、布団に入りましょう。