1日の断片をつないでみよう
こんにちは。
てらぴーだよ。
雨上がりの夜に、手帳の時間です。
あまりにも腰が痛いので、長時間の散歩に出ました。
腰痛になったら、2時間ぐらい歩く、と何かで読んだので。
作家の五木寛之さんも腰痛持ちで、直し方がユニークでした。
四つん這いになって、ホテルの部屋を走り回るのだとか。
流石に、真似はできかねます。
散歩の途中で、久しぶり、たぶん1年以上ぶりに、金沢カレーの総本山、「チャンカレ」で親しまれているチャンピオンカレーに行きました。
ゴーゴーカレーは、このお店の傍流のお店の暖簾分けです。
宗家はここ。
カツカレーをいただきました。
食べたもので自分の体が作られるのだから、何を食べたのかの記録は残しておいたほうがいいですよね。
今日、朝から食べたものを思い出してみましょう。
その時、どんな気持ちで食べましたか?
何かをしながらで、よく覚えていないということはありませんか?
食べたときの状況も、記録しておけば、あとで読み返す時に楽しめます。
食べたときの味についても、これまでと違うのか、他の店とどう違うのか、無理やり言葉にしてみましょう。
むづかしいですが、言葉にしようとすると、よく味わわないとできません。
単に、語彙力だけではなくて、しっかり味わう集中力も出さないといけない。
言葉にしにくい事柄を言葉にすることで、頭も鍛えられます。
だれかの文章で、うまい表現に出会った時にも、気付きやすくなります。
食事はただの栄養補給と考えないで、何かしらの向上のためなのだと考えれば、意識がそこに張り付くでしょう。
そして、考える。
味わうだけでなく、そのことの意味を考える。
あるいは、なぜ今日、この時間にこの食事を選択したのか、そこにどんな出会いがあるのか。
偶然をそのままにしておいたら、物語は生まれません。
いくつもの偶然を貫いて、一つの物語にしようとしたら、どんなストーリーが生まれるのか。
繋がらなかったことをつなげてみる。
そこにもまた、考える楽しみが生まれることでしょう。
深く考えることで、いろんな能力も鍛えられます。
そして、そのタネは、生活のあちこちに散らばっていると思います。
そんな、もしかしたら壮大なストーリーになるかもしれない断片を拾い集めるのも、この、手帳の時間の効能かも。
休憩時間にするか、レベルアップの時間にするかはあなた次第です。