ケニアのコーヒー豆、早速飲む
ところでコーヒーの話だが、ケニアがうまいのだった。
暑いと熱いコーヒーから遠ざかる。
この夏は(まだ終わってないけど)、ほうじ茶と麦茶であった。
けれども、少し暑さも揺らいだので、久しぶりに豆屋さんに行って、コーヒー豆を買いましたとさ。
ケニア。
豆の袋に貼られていたラベルを剥がして、野帳にスクラップしました。
ケニア、トニニ農園からやってきたらしい。
てらぴーがまだ東京にいた頃、荻窪駅までそこそこ青少年の足で歩いて30分のところに住んでいたのさ。
で、その荻窪駅から少し歩いたところに、新しく豆屋さんができました。
小さいけれど本格的なコーヒーの豆屋さん。
確か「beans」という如何にもなネーミングだったように覚えてます。
この豆屋さんのすごいところは、生豆を選んでその場ですぐ焙煎してくれるところ。
今までそんなお店には出会ってなかった。
すぐにファンになって、豆はここでしか買わない、という風になりました。
まだ高円寺にドトールができる前。
で、その豆屋さんで「ケニア」と出会ったのです。
それまで、コーヒー豆と言えば、「モカ」とか「ブラジル」、「ブルーマウンテン」、後なんだっけレベルでした。
そこへ「ケニア」、なんだか面白そうだ。
というわけで、もっぱらケニアをいただきました。
そう言えばその頃、知り合いの女の子が、大学を卒業して、なぜかケニアのナイロビに留学してました。
そんなことも、ケニアへの親近感を高めていたのかもしれません。
でも、焙煎の具合は、ベトナムコーヒーに憧れて、「フレンチロースト」にしていたような気がします。
その当時はフレンチロースト命みたいなところがあったから。
さて、今回のケニア、トニニ農園、お味の方はというと。
すごく美味しい。
夏だから、焙煎もそんなに濃くなくて、スッキリした飲み心地です。
淹れたては、甘い香りを強く感じました。
苦味もそれほどではなく、酸味は顔を出してません。
冷えてくると、酸味を感じるようになります。
でもそれほど前面には現れない。
飲みやすくて、「うまい」としか言いようがないです。
夏には夏の味わいのコーヒー。
後味もさっぱりしてました。