紙のクオリアを堪能できるレシートスクラップ
こんにちは。
てらぴーだよ。
昨日のレシートスクラップです。
紙に記録していくことの利点は、なんといってもめくれることと紙のクオリア、質感でしょう。
これがパソコンのディスプレイやスマホの画面なら、みんなおんなじで、しかも触っても、ガラス面を撫でるだけです。
これがスクラップだと、まず台紙の質感というのがあります。
薄茶色でゴワゴワの台紙。
そこに、感熱紙のレシートを張り込んでいきます。
この、張り込む作業も、手を使って、紙のクオリアを楽しめます。
レシート自体は、お店が違ってもほぼ同じですけれど、たまに大きさや紙質のことなるレシートもあったりします。
レシートに添えるメモは、いろんなメモ帳からとってくるので、資質はバラバラです。
そしてそこがなんとも言えず、楽しい。
文具店や雑貨屋で、メモ帳を選ぶところから、スクラップの楽しみが始まっているのです。
時にはノートから切り取って使うなど、紙の調達を考える楽しみもあるのです。
そして、手書き。
手で書いていくと、わずかに紙に凹凸ができます。
その凸凹具合も、また楽しいものです。
マステで張り込む作業も、対した手間ではないものの、クラフト感を味わえます。
シールによるデコレーションを考える楽しみもあります。
スクラップには、アナログな楽しさが詰まっているのです。
また、1日ごとに積み重なるのも、達成感につながっているのです。
毎日作っていれば、1日分が確実に出来上がっていくのですから。
気分が乗らない日は、レシートを貼り付けて終わりにすることもできますしね。
そして、スクラップ帳をめくる楽しさは、デジタルでは味わえません。
画面をスクロールしたり、指を左右に振っても、どこまでも均質なガラス面を撫でているだけです。
ここが紙との大きな違いでしょう。
これまで作ったページをめくって見直すのは、また楽しいものです。
そこから忘れていたことを思い出したり、こうしてみようというアイデアを思いついたり、気持ちのいい刺激を、頭に送り込むことができるのです。
工夫次第で、どのようにもデコレーションできるレシートスクラップは、スクラップブッキングへの基礎練習でもあるのです。