手帳やノートはその時の自分瞬間冷凍保存
こんにちは。
てらぴーだよ。
台風一過の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
手帳というのは、その時の自分一時保存のようなものです。
その時、どんなことに関心を持って、どんなことを考え、どんな気持ちでいたのか。
そういったことも、日々のスケジュールとは別に書き記しておくと、その時の自分瞬間冷凍保存だから、解凍すると(つまり古い手帳やノートを開けば)よみがえります。
恥ずかしかったりもするけど、おもしろい。
意外にこんなことを考えていたのかとか、この時期にこんなことがあったんだとか、特別すごいことではないことは忘れ去られるものだから、時間が経てば「他人」です。
自分の成長を感じることもあれば、変わってないことを確認することだってあるでしょう。
一つだけ確実なことは、書き残さないと消えてしまう、ということです。
仕事上のタスクのみで、その当時の自分の生活の片りんも残っていない手帳なら、処分しても平気でしょう。
でも、処分したくない手帳を、つまりは、自分を閉じ込めた手帳を作りませんか。
さて、そうなると、スペースの問題が立ちふさがります。
そういったことをどこに書けばいいのか?
マンスリーにしてもウィークリーにしても十分なスペースを探すのは難しいと思います。
1週間レフト式なら、片側1ページがまるまる使えますけど、「ここまでしか書けない」制約では、自分の考えを広げることは難しいのではないでしょうか?
後半に、ノートのページがある手帳もあって、そっちのほうが書きやすいと思います。
でも、一番いいのは、それ専用のノートを持つことです。
ひたすら自分の考えとか気持ちを書く連ねていくノート。
日々私たちはいろんなことを考えていて、でもそれらはたいてい次の瞬間には消えていくような性質を持っています。
先週の火曜日の夜に何を食べたのか、すぐには思い出せないように、その時何を考えてどんな感情だったかなんてもうわかりません。
よっぽどうれしいことがあったとか、何かに怒っていたとかじゃない限り、どんどん「その時の自分」はよく言えばアップデートされていくのです。
けれども、今の自分をより深く知ろうと思ったら、どうして「今」にたどり着いたのか、その道筋が大切になると思うのです。
今の自分は過去に比べてどれだけ自由であるか、それを判定するためには、「今」だけでは心もとない。
それに、その時その時の自分の反応というか思考の在り方は、単純に面白かったりします。
メモというと、何か仕事に役立てるようなひらめきやアイデアばっかりがクローズアップされてはいますけど、何気ない思考や感情の発露も後で読み返すと面白いものです。
「生きている」というのは、「仕事をしている」「食事をしたり日常生活を送っている」以上の輝きを持つものです。
仕事や日々のルーティーンに埋没した自分を救い上げてみませんか?