「ターミネーター」みたいに、未来は変えられないけれど

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

確実に冬に近づいている夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

ターミネーター」という、ハリウッド映画が、日本では8日から封切られるそうで、話題になってるようです。

 

未来の「今」では、人間が作ったはずの「スカイネット」が人類を滅亡させようと、核ミサイルを発射しまくり、生き残った人類と死闘を繰り広げている、しかし、人類の抵抗が根強いので、「スカイネット」は、タイムマシンを使って、抵抗軍のジョン・コナーを消そうと画策する。

 

つまり、過去にさかのぼって、ジョン・コナーの母親を、ジョンが生まれる前に、殺してしまえば、ジョンも生まれなくなる、ジョンが生まれなくなるということは、今いる抵抗軍のジョンが居なくなるということだから、「スカイネット」万歳という理屈。

 

しかし、抵抗軍も、一人の戦士をタイムマシンで同じ時代に送ったのでした。

 

ここで、ジョンの母親を未来から来た殺人マシーン「ターミネーター」から守ることができれば、ジョンは生まれて、したがって、未来は変わらない。

 

それでは、ターミネーターを送った「今」では、どのようにして「ターミネーター」が成功したのか、つまりは、ジョンの母親の生死を確認できるのか?

 

それはひとえに、「今」対決している抵抗軍のジョンが居続けるか消え去るかだろう。

 

そういえば、「バック・トゥ・ザ・フーチャー」で、過去にさかのぼって自分の父親と母親が結婚できないようにしたら、自分の体が消えかかって、慌てて二人の中を元に戻した、というエピソードがあったと思い出しました。

 

というわけで、「今」においては、スカイネットは、「なかなかジョン消えへんなあ。あいつ(ターミネーターT-800)、失敗したんちゃうん?あかんやん。こんどはもっとすごいの送ったるわ。」と考えざるを得ない。

 

というわけで、続編がつくられ続けて今日に至る。

 

さて、タイムマシンもターミネーターも持たない我々は、どうしたら、過去を変えられるのでしょうか?

 

それは、一つには、今日が、過去の延長かそうでないかを見てみること。

 

過去に起きた出来事自体は変えられないものの、その意味合いは変えることができそうです。

 

人間万事塞翁が馬」の教えですね。

 

「不幸」と思えることが起こっても、「今」が変われば、その「不幸」が「幸運」を用意したと捉えることができる。

 

今は過去の延長だとばかりに何も変えないと、過去と今はいつまでも同じ線で結ばれているばかり。

 

その延長線を上向かすか下降させるかは「今」どんな行動をとるかで違ってくる。

 

タイムマシンで、過去をいじらなくても、「今」を変えれば「過去」も変わってくると考えましょう。

 

あの不幸は、今の幸運のためだった、と思い込んで、「昨日と同じこと」を繰り返さない。

 

なぜなら、昨日の延長線上には、同じことの繰り返ししかないから。

 

今日を振り返った時に、どれくらい「これまで」を(いい意味で)裏切っていましたか?

 

ちょっと変えれば(将来的には)ものすごく変わってしまうという「バタフライ効果」なる現象もあるのですから、いつもと違うことを自分にやって見せましょう。

 

いつもはズボンからはくパジャマの着方を上着からにする、そんなささいなところからのスタートでオッケーです。