手帳・ノート、メモにおける「あ、あれはどこに書いたっけ」問題
こんにちは。
てらぴーだよ。
来年度の手帳の構成に迷っている夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
手帳やノート、メモを使っていて困るのが、「あ、あれはどこに書いたっけ」問題ではないでしょうか?
心当たりあるでしょ。
確かに書いた覚えがある、でも、どこに書いたのかが思い出せない。
それで、手帳をめくったり、ノートをひっくり返したりしてみるけれども、メモが見つからない。
誰もが一度は経験しますよね。
これが、山口百恵の歌の歌詞のように、「誰でも一度だけ経験するのよ」なら、なんてことないのですけれども、しょっちゅう起きた日にゃ、自分のことながら、老化を呪いますよね。
「あれはどこに書いたっけ」をなくすには、どこに何を書くのかをはっきりさせて守るしかないのかなあとは思います。
その前に、今書こうとしていることが「情報」なのか「自分の思い付き」なのか、はっきりさせて、それから、そいつに「現住所」を与えるのです。
「現住所」とは、「書こうとしている内容」が本来いるべきところです。
この辺があいまいだと、「迷子」になります。
どこに書くかを決めてなくても、書くものが1冊、もしくは1枚しかなかったら、「あれどこに行った」は起こりません。
ここに書くことではないことを書いてしまうから、そしてそれを忘れるから、「迷子」が起こるのです。
なので、まずは、「書き記すもの」を決めましょう。
手帳とノート・メモ帳を固定して、そうしたうえで、それぞれに何を書くのか、はっきりさせましょう。
自分の頭や心から出たのではない、いわゆる「情報」なら手帳に書くとか、日付のあるものなら、スケジュールに入れてしまうとか。
自分の頭や心から出てきた思い付きとかアイデアの類はメモ帳に書くとか。
もしすぐに用意ができなくて、すぐそばにあった紙に書いたのなら、忘れないうちにしかるべきところに転記する。
「現住所」を外さない。
一枚の紙や1冊の手帳ノートに、何でもいいから書く癖をつけると、「迷子」が無くなりません。
せめて、自分のことなのか、他人のこと、つまり情報なのか、それだけでもはっきり分けましょう。
そうしたうえで、「自分ごと」はこのノートに、「他人事(情報)」は手帳に、という「現住所」を決めて守るのです。
スケジュールなんかも、マンスリーかウィークリーか、書く場所を決めるといいと思います。
同じことをマンスリーにも書いて、ウィークリーにも書くと、どちらかに書き忘れが生じたりするだけで、スケジュール機能が生かせません。
ダブルブッキングのもとにもなります。
確かに、マンスリーもウィークリーもこれからのスケジュールを書くのが本来でしょうから、予定をすべてどちらにも書きたい気持ちも分かります。
てらぴーもそうでしたから。
でもそれをすると、スケジュールが少ない時はいいのですが、多い時とかは、マンスリーに書いてウイークリーにも書いてと煩雑になります。
煩雑は、ケアレスミスを呼び込みます。
ウィークリーを使っているのなら、マンスリーにスケジュールを書き込むのはあきらめて、ウィークリー1本にしたほうが賢明です。
スケジュールに関してはですよ。
そうやって、とにかくスケジュール関係は、「ウィークリー」に情報を集約させる、その癖を徹底させていけば、「あれどこに書いたっけ」問題も回避できると思います。
問題があるとしたら、とりあえず「この紙」に書きました、の後で、「その紙」が行方不明になることでしょうか。
書いたものをしかるべき「現住所」に誘導する、すなわち別紙に書いたのなら必ず「転記」する、その癖をつけるしかないでしょう。
でも、パニくってるときに、書いたものを忘れるのは、人間の性みたいなもの。
「こんなこと、AIにゃできないだろ?」と開き直りましょうか。