あなたの世界の主人公はあなた、コントローラーを手放してはいけない
こんにちは。
てらぴーだよ。
フランスへ行きたしと思えども、フランスはあまりにも遠し、の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
旅行に行きたい。どこか遠くに行きたい。
見知らぬ世界に身を任せたい。
最近、こんな言葉を見つけました。
「世界はあなた自身の延長であり、
世界は複製され、増幅されたあなた自身なのです。」
(哲学者、クリシュナムルティ)
確かに、あなたの生きている世界と、僕の生きている世界とは、厳密には違うのかもしれません。
2019年がどういう年だったかについても、ものすごくいいことのあった人と、人生最悪のことが起こった人とでは、印象が変わってくるでしょうから。
自分の周りに、気の合う素敵な人たちが多くいれば、毎日が楽しい日々でしょうから、世界は輝いているに違いなく、いわゆるブラックな職場で、理由はともあれ浮いていたり、周りから無視されていたりすれば、世界は地獄のように映っていることでしょう。
けれどももう少し考えてみれば、それらはすべて自分が紡ぎだしている、とも言えるわけです。
つまり、どっちにしても、主人公はあなたなのです。
自分を主人公の座にとどめるのか、主人公を他人に明け渡すのか。
すべてのコントローラーは自分が握っている。
モニターの中の「マリオ」を完全に自由に動かせるのに、自分以外の何者かのせいにすることはないのです。
どうしますか?ゲームオーバーにしますか?それとも、続行ですか?
選択肢とコントローラーはいつも自分の手元にあるのです。
自分以外の力の働きで、「マリオ」が意に沿わない方向に動くことはありません。
仮に、「マリオ」が思いもかけないひどい選択をしているように見えても、そこに自分の選択があるはずです。
目を離したすきに、コントローラーの違うボタンを押していたとか。
自分の境遇はどこまでも自己責任。
そこには何かしらの「気づき」や「学び」があるはずです。
逆境でなければ学べないこともあるのですから。
「こんなはずではなかった」と思うのなら、では、「どんなはずだった」のか、大きめのノートの書き出してみましょう。
A4あたりのノートを見開きで使って、書きなぐります。
不満に思っていること、不安なこと、予想される(おそらくは最悪の)未来。
自分が何に対して怒っているのか、何を欲しているのか、何に迷っているのか。
怒りは、拒否だと先人は教えます。
つまりは「こんなのは嫌だ」という反発。
対して、欲望は引力。これが欲しい、こうなってほしい、これを引き寄せたい。
そして、迷いはどっちつかず。
反発力と引力と宙ぶらりん。
たいていの困りごとはこれらのどれかに当てはまるでしょう。
書き出すことで、正体があらわになります。
明らかになるということは、明るみに出されること。
正体がはっきりすれば、対処法もまた見えてくるでしょう。
どんなものなのか、相手が見えないからこそ、必要以上に不安になったり怖がったりするのでしょう。
ノートに書き出すことは、ストレスの正体を暴くことなのです。
そしてあらわにすることで、「明らめる」(明らかにする)こともできるのです。