バレットジャーナル、いいけど、足りないよね

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

雪こそ降らないものの冷え込んでいる夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

「バレットジャーナル」、流行ってますけど、足りないものが一つ。

 

それは、「時間軸」です。

 

バレットジャーナルは、「しなければいけないこと」中心の、タスク処理な手帳術だと思います。

 

なので、マンスリーもウィークリーもタスクを書き出してチェックしていく。その際に、進捗状況が分かるように、「記号」を用意する。「できた」「後回し」などの進み具合を記号化し、忘れないように一覧にしておく。

 

確かに、タスク処理では、いい方法かもしれませんけど、1日全体の流れとか、1週間の時間の使い方の俯瞰には不向きと言わざるを得ません。

 

なぜなら、「時間軸」が用意されてないから。

 

もちろん書き込めばそれですみますけど、それってもはや普通の手帳ですよね。

 

だとするなら、結局目指していることは同じ、ってなりませんか?

 

結局、手帳の使い方の根本は、「時間の使い方の向上」でしょう。

 

何をするにも「時間」がかかります。

 

この時間を増やしたい、新しいことを始めたい、どこで時間の無駄使いをしているのかが分からない、あっという間に1日が終わる、その繰り返し、などなど。

 

時間の大切さは身に染みて分かっているはずなのに、時間の使い方はあんまりうまくならない。

 

それはやはり、「時間軸」を意識していないからではないかと思うのです。

 

例えば、何か「しなければならないこと」があった時に、そのものにかかる時間以外にもそのことをすることで「奪われる時間」ってあるでしょ?

 

例えば家事で考えてみましょうか?

 

洗濯をするとします。

 

洗濯機が動いている時間はせいぜい30分ぐらいだと思います、1回につき。

 

でも、「洗濯にかかる時間」もっと言えば、「洗濯をすることで奪われる時間」は30分に収まりません。

 

なぜなら、準備や「その後」があるから。

 

準備については、「洗濯物を洗濯機に入れる」がありますよね。

 

洗濯をしようとしたときに、もうすでに洗濯物が全部入っていればいいですが、時には、「あ、あれもこの際だから洗濯しよう」とか集める時間が(ものの数分とはいえ)かかることもあるでしょう。

 

また、洗濯が終わったら(乾燥機はないものとさせてください)干さなければなりません。

 

その時間が結構かかる、と言っても5分から10分ぐらいでしょうけど。

 

でも、「洗濯する」に付随して発生し、無視できない時間ではあります。

 

こうして、30分ぐらいととらえていた時間は30分を超えるのですが、意識の上では「洗濯30分」なのです。

 

こんな具合で一つのタスクには、その準備とか、後始末の時間がもれなくついているのです。が、そうした時間は意識には登らない。

 

そこを考えないで、1日の計画を練ったり、1日を振り開けると、「なんで時間ないの?」と打ちひしがれるのだと思います。

 

今日やったことを指折り数えても、「起きていた時間」にならない。

 

なんで部分の足し算が全体にならないのか、という還元主義を超えたような難問にとらわれるのです。

 

何かの前後に隠れている時間を明るみに出しましょう。

 

それには、時間軸で記録するのが一番だと思います。

 

こうした時、バーチカルのウィークリーでは記入欄が小さいので、時間軸のあるデイリーがおすすめです。

 

時間の使い方を改善するには「時間軸」。

 

時間軸で生活を見直して、いつの間にか消えていった時間を発見しませんか?