手帳の時間軸を使って、自分の時間を探す方法
こんにちは。
てらぴーだよ。
もうすっかり春!な夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
よく、「自分の時間を取り戻す(あるいは、取り戻そう)」という文言を見るのですけど、あれはいったいどういうことでしょうか?
自分の好き勝手にする、という意味ではないですよね。
仕事をやめて自分の自由になる時間を持つ、ということでもなさそうです。
いくら副業ができるとは言え、仕事中に別のことをしてたら注意されるでしょう。注意で済まない場合もあるでしょう。
それとも、残業をしないで、自分のプライベートの時間を増やすという意味なのでしょうか?
「取り戻す」といういい方からは、「(誰かに)奪われている」という含みも感じられます。
誰に奪われて、そしてどうすれば取り戻せるのでしょうか?
自分がどういう1日をそして1週間を過ごしているのか、「見える化」してくれるツールが手帳です。
マンスリーだとおおざっぱにしかわからないと思います。一覧には便利でしょうけどね。
手帳には、だから、時間軸が欲しい。
バレットジャーナルでも、時間軸さえ書き込めば、デイリーとしてもウィークリーとしても使えます。
コクヨの「測量野帳」の「スケッチブック」のような方眼なら、定規がなくてもフリーハンドでたてよこ自在に線を引いて、手作りのデイリーやウィークリーを自作できます。
まあ、その都度時間軸を引くめんどくささはありますが。
その時間軸に、過ぎてしまった今日の行動記録を書き込めば、今日のデイリーとなりますし、明日からの行事予定に使えば、見開き1週間の予定を俯瞰できるでしょう。
とにかく、時間を見つけたかったら、時間軸を気にしましょう。
過ぎ去った1週間を見直して、来る1週間を見通すとき、果たして自分の自由になる時間はどこにどれくらいあるのでしょうか?
次の1週間のウィークリーを見て、まずは日時が決められている予定を書いてみましょう。特に、自分では動かせないあるいは動かすと他人に迷惑がかかる、そんな予定。
それがすんだら、この週にしておいたほうがいいことを書いてみましょう。中には、重要なことだけど、日時は自由になる、なんてこともあるかもしれません。
日時が固定されてなくて動かせるのなら、直接書き込むより、小さめの付箋に書いて張るといいと思います。
重要な要件だけど、来週までに仕上げればいいとか、今週末が締め切りだけど3日延ばせるとか、そんなタスクもあると思います。
そういうのは、後で詰まった時に動かせるよう、付箋に書いておけば、書き直しとかしなくて済みます。
そんな、この日までにやらないとやばいものと、今週中に終わらせたいものを書いたら、今度は、自分がやりたいことを書いてみましょう。
やっぱり付箋に書くのがおすすめです。
急な、しかも大事な案件が割り込んできて、予定が狂うということは、日常茶飯事でしょうから。
そうなってもあわてないために、日時の指定がないものは、付箋で管理がおすすめです。
空いている時間もしくは時間帯を見つけて、そこにどんなタスクを放り込めばいいか、付箋なら貼ってはがしてまた貼ってという「試行錯誤」が簡単です。
自分がしたいこと、自分が自分でいるために必要なこと、生きてるなあと充実を感じられること。そんなことを付箋に書き出して、たとえしなくても、時間が取れなくても、ウィークリーの端っこにでも貼っておいて、手帳を開いたらいつでも見られるようにしておいたほうが、実行の確率も上がると思います。
この日のこの時間空いた!って時にすかさず、貼っちゃえばいいのですから。
そうやって、常に手帳を眺めて、タスクの最適な組み合わせを考えていれば、時間の隙間も見えてくると思います。
なので、時間軸のついた手帳がマスト。
方眼の「野帳」も結構使えますよ。