ストレス解消も手帳やノートで、三つのプロセスを手書きしましょう
こんにちは。
てらぴーだよ。
冬支度の服装で歩くと汗ばんでしまう夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
生きていくということは、様々なストレスにさらされることでもあります。
時にはそのストレスで病気になったり、逆に生活に張りが出たりと、ストレスをすべて「悪」と決めつけることはできません。
ストレスが、生活のスパイス程度のものなら、ダレた生活にならないためにも必要かとは思います。
でも、ストレスが大きくなって、始終とらわれたり、生活が快適さを失ったりするのなら、適切に対処しないといけません。
そんな時にも、手帳やノートが大活躍です。
「書く」ことで、ストレスとうまく付き合いましょう。
一口に「ストレス」と言っても、何がストレスであるかは人それぞれ。
ストレスを与える人やモノ、環境は、その人固有のものです。
「あの人はどうも苦手だ」という人もいれば、同じ人について「あの人とはなぜか馬が合う」という人もいるでしょう。
「この仕事は苦手」というその同じ仕事が、別の人にとっては「この仕事って天職かも!」となることもごく普通に見られることです。
何がストレスなのかは人それぞれ。いい悪いもないので、「こんなことでストレスを感じる自分はだめだ」ということもありません。
手帳もしくはノートを使った三つのステップで、ストレスと上手に付き合いましょう。
まずは、自分にとってのストレス源を書き出しましょう。
どんな人に、あるいはどんなことにストレスを感じてしまうのか。
苦手な人のタイプや、同じ人でも、ほかは気にならないけれどこういうところがいや、ということもあるでしょう。
自分の感情がマイナスになるどんな小さなことでも探しましょう。
そして書きましょう。書くことで表に出しましょう。
なんだかわからないけど、今日はいらいらすると思っても、その理由が分かれば対処のしようもあるし、明らかになることで、気が休まることだってありますから。
なんだかよくわからないからこそ、いたずらに不安が膨らむのです。
小さな違和感でも、見える化してみましょう。
次のステップは、自分の反応を書いていくことです。
人やモノ(あるいはこと)、環境など、ストレスを感じたら自分はどんな反応をするのか。
ストレス反応には4つあると言います。
まず一つ目が、頭にどんな思考が浮かぶか。
その人やモノ・出来事に、何を考えてしまうのか。
二つ目が、気持ち。感情がどう動くのか。
ストレスになっているのですから、怒りとか、悲しみとか、無力感とか、何らかのマイナスな感情がそこで発生していると思います。
何をされたら、あるいは何をされなかったら、そこでどんな感情になるのか。
これまでの経験から、自分の感情を思い出してみましょう。
三つ目が、体の反応。
冷や汗が出るとか、口ごもるとか、胃がキリキリするとか、体はどんな反応をしてきたでしょうか?
そして最後の4つ目が、行動です。
自分にとってストレスだと思われる状況に置かれたとき、どんな行動をとってきたでしょうか。
黙る、ものにあたる、カラオケをする。DVDを借りて見まくる。
このように、自分の反応を探っていけば、自分のストレス反応の傾向が分かるでしょう。
書き出すことで、手を使うことで、今までわからなかった「癖」も見えてくるかもしれません。
起きたこと、それに対する反応に、いい悪いはありません。
決して、「こんなことで怒るなんて自分は未熟者だ」などと自分を責めてはいけません。
攻めても何も変わらないどころか、ますますストレス体質になるかもしれませんから。
あくまでも客観的に、自分はこういう状況下ではこういう反応をするんだととらえるにとどめましょう。
そして最後のステップ。
ストレスにどう向き合えばいいのか、その対策を書きましょう。
名付けて、「自分を喜ばせるリスト」
これをすると機嫌がよくなる。
これをして晴れやかになれる。
自分にはこのことが効き目がある。
これをして冷静になれる。
これをすると、プラスにはなれないけれど、マイナスからは脱出できる。
できるだけ細かく書いてみましょう。
「やけ食いする」でもいいですが、「ハチバンラーメン大盛りを食べる」ぐらいの細かさで、たくさん書きましょう。
そして、そのリストを常に見て、あるいは携帯し、何かストレスを感じたら、リストのどれかを実行してみましょう。
効果が薄かったら別のを実行すればいいだけの話。
どんどんやることで、ストレス対応も上達するはずです。
うまく気分を変えられたら、そのことが自信にもつながるでしょうし、ストレスを過度に怖がることもなくなると思います。
ストレス解消リスト、ぜひ手書きで作って、自分にご機嫌をプレゼントしてあげてください。