今日できたことを書く、「逆バレットジャーナル」

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

散歩してるとランニングしてる人が意外と多い夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

バレットジャーナルと言えば、新しい手帳術として有名です。

 

「新しい」かどうかはともかく、その肝は箇条書きにあるようです。

 

「しなければならないこと」を「・」から始めて箇条書きにします。

 

1,2,3、のようにするのではなく、・・・を縦に書いていく。

 

その・が「銃弾」つまり「バレット」に見えるから、「バレットジャーナル」、ということらしいですよ奥さん。

 

加えて、それらのタスクの進捗具合を「終了」「継続」「次の日に回す」「中止」などと自分なりに考えて、「・」に付け加える形で表していく。

 

例えば、「・」に「バッテン✖」を加えると、「終了」の印とか、「/」だと「継続」の意味だとか決めるのです。

 

で、それらの記号の意味も忘れないように、最初のページに「凡例」として書いておく。

 

そうやって、どんなタスクがあるのか、それぞれの進み具合はどうかを一目で見渡せるのがバレットジャーナルの基本的な書き方らしいです。

 

ネットでは、何月という数字や英語のスペルなんかをカリグラフィーっぽく描いたものや、カレンダーまで手書きにしていたり、色鮮やかにデコレーションしてますけど、基本はタスク処理に重きを置いた手帳術だと言えるでしょう。

 

さて、では、そのバレットジャーナルを逆にしたらどうなるでしょう。

 

つまり、これからのタスク、ToDoを書いていくのではなくて、今日できたことを箇条書きにしてみるのです。

 

自己肯定感を高めるために、今日できたことを中心に3行で書くとか、良かったことも交えて4行で書くとかありますが、何行書いてもオッケーにして、とにかく今日できたことを書いてみる。

 

逆バレットジャーナル!

 

最近心が元気ない、という人には、小さなことでもいいので、できたことを箇条書きにしてみましょう。

 

何かを完全に終えなければ書けないというのではなく、日常の「できた」ことを数えてみる。

 

「朝起きられた」「洗面した」といった日常のルーティーンから始まって、仕事上の「できた」「継続中」「明日には終わりそう」なんかも書いておく。

 

置かれた状況では、ごく当たり前のことでも、「できてうれしい」とか「やってよかった」ということがあるでしょうから。

 

それこそ、手術後の人で、「朝おしっこが出た、良かった!」という人もいらっしゃると思います。

 

日常のルーティーンも、もう少し踏み込んで、「朝起きられた」にとどまらず「朝起きて布団をあげられた」とか「歯を磨いたけど血が出なかった」とか「トイレ大、するっと出た」とか記録することが、後々役立つこともあるでしょう。

 

また、1日を振り返った時に、「事実」にだけ注目しないで、その時の気持ちも書き添えておくと、その時期自分がどんな毎日を送っていたのか、後で読み返して感じるところがあると思います。

 

「朝目が覚めて、すぐに布団から出られて体力の回復を感じた」とか、「いい天気で布団が干せてうれしくなる」とか、少し書き足すことで、ああ、この瞬間も自分は生きていたんだなあと確認できるでしょう。

 

書くことで実感でき、後で読み返して思い出せる。「逆バレットジャーナル」を書くことで、自分の生活史を残せます。