ジェイク・ナップとジョン・ゼラツキーの『時間術大全』に学ぶ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

散歩の足も止まるほど風の強い夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

昨日からかな、風がとにかく強くて、ベランダに洗濯物なんて干してたら、全部飛ばされちまう!くらいの強さ。

 

花粉も飛ぶよね。

 

花粉が飛ぼうが、コロナが猛威を振るおうが、時間は過ぎていく。

 

今日も終わり、明日が始まり、決められたとおりに時間は過ぎていく。

 

何をするにも、時間がかかります。

 

数秒で終わることもあれば、数週間とか数か月、さらには数年がかりの仕事やら取り組みもあるでしょう。

 

人生の充実度というものは、ですから、時間の使い方次第ということができましょう。

 

アメリカのシリコンバレーで活躍する二人の男の人、ジェイク・ナップとジョン・ゼラツキーの共著

 

『時間術大全』(ダイヤモンド社

 

を読みました。

 

原題が『MAKE TIME』ですから、「時間の作り方」とでもなりましょうか。

 

この本のポイントは4つの項目で述べられています。

 

一つ目が、「ハイライト」

 

二つ目が「レーザー」

 

その「レーザー」に対して、三つ目の「チャージ」があって、

 

最後、四つ目が「チューニング」

 

これを毎日繰り返す、というものです。

 

まず初めにその日の最大優先事項を一つ決めます。

 

今日必ずすることを一つ決める。これが「ハイライト」。

 

とにかく今日する、そのように予定にしてしまう。

 

時間帯も決めちゃう。

 

そして取り掛かったら、鬼のように集中してやる。

 

それが「レーザー」

 

そのためのエネルギーを蓄えるのが、「チャージ」

 

これは主に体を整える習慣。

 

体調を万全にするための睡眠であったり食事であったり、軽い運動であったりするのです。

 

自分はどんな睡眠だと力が発揮できるのか、食事や飲み物で気をつけるポイントは何か。

 

毎日の運動またはヨガとか瞑想。あるいはオフィスでできる軽い体操はないか。

 

そうして最後に、「日記」を書きます、これが「チューニング」です。

 

チューニングで、今日何をしてどうだったか、今日試したやり方を続けるか別のにするか。

 

そして最後に、これはなかなか面白いと思うのですが、「今日感謝できること」を書くのです。

 

こうやって、毎日試行錯誤を繰り返し、自分のスタイルを作っていく。

 

それぞれの、4つの項目を実行する時の、細かなノウハウが87個「時間ワザ」として紹介されています。

 

でも全部やる必要はないし、その時々で取り入れたり変えたりすればいいと二人とも書いてます。

 

大切なことは、今日何が何でも実行する優先事項を一つだけ決め、実行すること。

 

それから、実行してみてどうだったかを毎日シートに書くこと。

 

そして、感謝。

 

何をしたのか、書いて残し明日につなげるというのは、単純ですけど大切なことですよね。

 

ともすれば、毎日同じことの繰り返しになりますから。

 

同じことの繰り返しでも、何かしらの改善点、こうすればもっと早くできるとか、この作業は必要ないとか、これとこれを逆にしたらよくなるとか、あると思います。

 

でも、確実に良くなるという保証がないと、「今までずっとこれでやってきたし、ま、いっか」になりがち。

 

リスクもあるでしょうが、変える勇気を持たないと、違う景色は見られません。

 

そして、感謝。

 

ヒトやモノやシステムのおかげで、今日も成果が出せたのでしょうから。

 

アメリカ人が、ワークシートの最後に「感謝」を持ってきたのは、おもしろいと思いました。

 

どこかで、「禅」の教えとつながっているのでしょうか?