筋肉と同じように、頭と心にもトレーニングは必要

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

桜がほぼ満開の夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

ついでに、今月一か月も。

 

できれば、今月の初めに戻りたい、と思ってらっしゃる方も多いかもしれません。

 

時間だけは、プラスマイナスというわけにはいかないようです。

 

数直線ならば、逆にも進めるのに。

 

あきらめて、明日からの新しい月にワクワクしましょう。

 

体を鍛えれば、筋肉がつくとか、運動能力が上がるとか、何かしらの数値がよくなるとか、目に見えて効果を実感できるのに、考えることや感じることは、筋肉ほどには表に現れないようです。

 

体を丈夫にしようとか、筋力をつける、身体能力を高める、将来寝たきりにならない、いわゆる「ピンピンコロリ」を目指すなど、トレーニングをしている人は多いと思います。

 

レーニングほどでなくても、散歩を日課にしているとか、階段は2段飛びと決めているという人もいらっしゃるでしょう。

 

食事に関しても、いろいろ気を使ったり、情報に敏感になったりと、アンテナを張っている方も多いのではないでしょうか?

 

その結果として、筋力がつくとか、健康診断の数値が改善した、ご飯がおいしい、目覚めがよい、おしっこの切れがシャープ(年齢による)などの具体的な、目に見えるあるいは数値で示せる「効果」が得られていることでしょう。

 

はっきりとした効果がなかったら廃れていきますよね。

 

逆に、実感できるからこそ、多くの人が実践したり流行になったりもするのでしょう。

 

体はそれでいいとして、では、頭や心のトレーニングはどうでしょう。

 

「体がよく動く」に匹敵する頭の「動き」とは何でしょうか。

 

まず挙げられるのは、考える力と覚える能力でしょうか。

 

記憶力と思考力。

 

ものごとを覚える力というのは、「100メートルを○○秒で走れる」のように、数値で示すのは難しいと思います。

 

個別の実感としてなら、「物覚えがよくなった」とか「忘れ物が減った」などと言えるでしょうけど、「記憶力が30パーセントアップした」とか「物覚えが3段階上がった」、さらには、「海馬が大きくなった」みたいな言い方で客観的に示すのは困難です。

 

思考力に関しても、「ロジカルシンキングができるようになった」というのはどこまでいっても「個人の感想」の域を出ません。

 

記憶力や思考力も、「体脂肪何パーセント」みたいに言えると楽しいかもしれません。

 

さらに感情に関しても、「怒りっぽさ20パーセントアップ(当社比)」なんて言えません。

 

せいぜい身近な人から「最近穏やかになった」と言われるぐらいではないでしょうか?

 

筋肉を鍛える時に、この運動は上腕二頭筋を鍛えますとか、こうすると体幹が鍛えられますといった説明を見ることがあります。

 

でも、感情に関しては、「涙腺の崩壊を抑えます」みたいな効果は聞きません。

 

聞きませんけど、目に見える効果のほどが不明でも、鍛えるに越したことはない。

 

頭の力も心の力も。「力」というのが適切なのかどうかはさておき。

 

頭と心と体。「三位一体」なんて言いますが、この三つも、複雑に絡んでいると思います。

 

体を鍛えるには、良質の「インプット」と「アウトプット」が必要なように、頭と心にも、適切な「インプット」と「アウトプット」が必要です。

 

今日、それから今月、頭と心と体、どんなふうに鍛えましたか?