いい機会だから、お子様に日記の習慣を

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

桜餅から柏餅への夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

ごひいきの和菓子屋さんを覗いたら、桜餅がもうない。(売り切れ?)

 

代わりに、「柏餅」の札がありました。でも、商品がなかった。

 

お天気も良くて、春爛漫といったところなのに、そして、4月も半ばを過ぎたのに、なんかまだ「春休み」な雰囲気がするのは、休校が続いているからかしら。

 

このまま、1か月2か月と休校処置が続くと、さすがに学力の面でも大変なことになりそうです。

 

ネットなんかで、無償でコンテンツが見られるとは言え、自学自習できる生徒は少数なのではないかと思います。

 

集中力、そんなに続きませんよ。

 

学力も大変なことになりそうだけど、もっと深刻であろうことが、「学習の習慣」ではないでしょうか。

 

学校へ行っていれば、学校で、あるいは自宅で、さらには塾でもしくは家庭教師で、ほぼ毎日決まった時間に机に向かう癖というか習慣がついていたはず。

 

その習慣の力は大きいものがあると思います。

 

よく言われるように、1日でたくさんのことを覚えたりしても大半は忘れてしまいます。

 

無理のない量を毎日繰り返し学ぶことが、やはり王道だと言っていいでしょう。

 

だらだらした生活を送っていたのに、学校が再開されたとしても、すぐには体も頭も心でさえも、対応できないのではないかと危惧します。

 

だらんと、脱力の限り力の抜けた児童生徒を「ほら、しっかり立って」と引き上げてもきちんと立てないのではないか。

 

コロナ禍がもたらした負の影響は、なかなかに元に戻すのが難しいのではありますまいか。

 

もし僕が先生か親御さんだったら、一つのことを習慣化すると思います。

 

それは、日記を書くこと。

 

もう、「時間割」にしますね。

 

カレンダーの裏とかの大きめの紙に、「日記の時間」とか書いて、何時から何時までと時間帯も書きます。

 

時間帯はお子様とご相談。

 

今のお子様はお忙しくて、テレビやゲーム、YouTubeにラインなど、「時間泥棒」の格好の餌食ですから。

 

その合間を縫って、日記の時間を確保して、これだけは譲りません。

 

そして、できるなら、1ページ、何が何でも埋めさせます。

 

「今日、何もなかった」なんて許しません。

 

「ずっと家にいた」も同罪。

 

ご飯はいつ食べた、何を食べた、どんな味だった、また食べたいかもういいか、などなど、具体的に具体的に、書かせます。

 

書く前に、質問したりして、書けるように誘導します。

 

書けないのは、覚えてないから、なので、メモ帳や日記帳に、時間と何をしていたのかをメモするように教えます。

 

こうすると、時間の感覚も出てくるし、何をしていたのか、客観的に見られるし、日記を書く時も題材が出やすくなると思います。

 

さらに自分の行動を振り開ける癖がつけば、今日のこれはよかったな、明日もこうしようとか、これは時間の無駄だったらもうやめようとか、改善する癖もつけやすくなるのではないでしょうか?

 

机に向かっていた時間を集計して、グラフとかにしていけば、励みにもなるでしょう。

 

そして、その効果は、大人でも同じです。

 

6月ごろになって、「あの頃自粛でテレビばっかり見てたな」とならないように、お互い気をつけようではありませんか。