日記を書くことで、コロナに負けず正気を保つ

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

初夏を思わせる暖かな夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

朝の9時と夕方の5時に、市内放送というのでしょうか、あちこちに設置されたスピーカーから、外出自粛のお知らせが流されます。こだまというのか、反響もすごくて、聞きづらい部分もありますが、言わんとしていることは、伝わります。

 

こんなことになるなんて、2か月前には想像もしていなかったですよね。

 

まさに異常事態。

 

でも、この異常事態が長引いて、「日常」になりそうです。

 

社会の、大きな変わり目だとする論調も日に連れて増えてきているように感じます。

 

何がどう変わるのか、その具体的な中身は論者によって様々でしょうが、ありとあらゆる分野で、「コロナ前」には戻れない、ということだけは、はっきりしているのではないでしょうか?

 

大きな変革の時代には、不安をあおる言説が出てきたり、根拠のない「犯人」探しやでっち上げが横行するものです。

 

江戸末期にはやった「ええじゃないか」の騒動を見れば、人々の不安や変革への希望がないまぜになって、個人を超えて共有されるのだと思わざるを得ません。

 

そんな不確かな時代に、これから突入するわけです。

 

正気を保ちましょう。

 

今こそ「自分で考える」ことが試されてくると思います。

 

ネットの情報に安易に乗っからないで、正気を保ちましょう。

 

人々を分断するような物言いや、格差または差別を助長するような言説には、特に注意です。

 

特に「大人」は、困難な時期に困難を引き受けることの意義を、後に続く者たちに示さなければならない。

 

自分がいらいらするからといって、職場でも家庭でも「弱いもの」に当たり散らして良いはずがない。

 

正気を保ちましょう。

 

毎日の手帳の時間を使って、内面に降りていき、心を静めましょう。

 

白い紙に、自分の手で、なにかしら思い浮かぶことがらを書きつけていくだけで、波打ち騒いでいる心の水面も、鏡のように澄んでくるでしょう。

 

明鏡止水。

 

書いてはいるものの、心が落ちつかない時には、何が気になっているのか自分の内側を探ってみましょう。

 

不安なのか不満なのか、どうしたら解消するのか、原因はどこにあるのか。

 

過度の飲酒や、悪癖に逃げないで、思うところを書いてみましょう。

 

この「思うところを書く」というこのことさえ、慣れないうちは難しいと感じるものです。

 

ノートや紙を広げてペンを持てば、すらすら言葉が出てくるといったものではありません。

 

やはりそこには、慣れが必要です。

 

武道や芸事のおけいこのように、毎日毎日向かわなければならないでしょう。

 

でも、そのおけいこを続けていると、自分の本心と向き合えますし、体頭心の今を言葉に置き換えることもできるようになります。

 

そうなることで、あなたの精神生活も充実してくると思います。

 

未来が閉ざされていくようなニュースが多い中、心を迷子にしないためにも、字を書きましょう。

 

字を書くことで、正気を保つのです。