ノートの「好き」「得意」を書き出すことで、方向性が見えてくる
こんにちは。
てらぴーだよ。
少しづつ自粛も緩和されていくのかの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
ただ生活しているだけの毎日では、自分が腐ってしまう。
教科書を少しづつでも読み進め、読破していくような、成果が欲しい。
というわけで、大人も仕事以外のことで、ノルマを持とう。
学生が、ここを理解し終えたら次はこれ、というふうに、階段を上がりたい。
自分に、いつまでも同じ景色を見させてはならない。
だからと言って、受け身のままでは、見たい景色には出会えまい。
自分は、どの分野で勝負するのか。
好きなこと、得意なこと、時間を忘れてできること、うまくいかなくてもストレスにならないこと、それは、具体的には何だろうか。
ノートを見開きにして、真ん中に「自分の好き・得意」とか書いて、時計回りとか気にしないで、小さい頃からの「好きなこと、得意なこと、人から褒められたこと」を思い出して書き連ねてみよう。
特に、小さい頃夢中になったことは重要だ。
何の偏見もなかったころに夢中になれるなんて、そこには自分の本来の気質とでもいったものが表れているに違いないのだから。
成長するにつれ、「こんなことしててもしょうがない」とか「こんなことしててもお金にはならない(したがって、食っていけない)」といった、どちらかというと周りの大人の引力でゆがめられたりしているので、自分の本心からの「好き」を勘違いしていることもあるに違いない。
たまたま得意だったからやってる、でも好きではないとか、これを好きになるように訓練された、得意にはなったもののときめかないとか、自分の「好き」の周りには、ニセモノがはびこっている。
本当はやりたかったのだけれども、いろんな事情でやれずにいるとか、続けたかったけど学業との兼ね合いなどであきらめてしまった、なんてことも書き込んでいこう。
書き込むほどに、一つひとつの具体的な「好き」から、抽象的な言葉も見えてくると思う。
「絵をかくのが好き」でも、絵が好きなのか、色を塗るのが好きなのか、手を動かすのが好きなのか、いろいろだと思う。
それは、ほかの「好き」を眺めていると、自ずと見えてくるだろう。
そしてその向こうに、自分がときめく生き方も見えてくるはずだ。
どんな仕事に就くかから考えてはいけない。
業種や会社などで選択するのではなく、自分の「好き」を生かせる分野を探すべきだ。
無ければ作るというのはどうだろうか。
コロナの後、社会は大きく変わるだろう。
本当に、それまでの常識では考えられない事柄が起きてくる。
「え、こんなのアリ?」が当たり前になる時代。
教育も変われば、「就活」だって変わる、もちろん変わらずに抵抗するものも出てくるだろう。
変化の時代には、新しいものとそれまでの旧世代が同居するからだ。
もちろん、痛みも伴うに違いない。
明治維新や戦後を見れば明らかだ。
そんなカオスな時代に、手を引っ張って先導してくれる先輩はいない。
自分で考えるそのことが、これまで以上に大切になるだろう。
あなたが好きなこと、夢中になってきたことに加えて、「大事にしたいこと」も書き添えていくと、より自分の進む道がはっきりすると思う。
ノートは「答え」を知っている、後は書き出すだけだ。