悩みや不安、問題解決の糸口は選択肢
こんにちは。
てらぴーだよ。
霧雨でしっぽり濡れてしまう夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
いろんな方々が、コロナ禍のこれからについて発言しています。
それを、「ポストコロナ」と呼ぼうが「アフターコロナ」と言おうが「withコロナ」と名付けようが、世界はもう元には戻れないというところでは、一致しているようです。
おそらく大きな変化の時代になって、ということはしばらくは混乱の時期が続くでしょう。
誰かが先導してくれるというのではなく、一人ひとりに選択が迫られるでしょう。
「あなたはどうしたいのか?」
元に戻ったほうがいいという意見から、せっかくなので新しく設計しなおすというラディカルな意見まで、百花繚乱の相を示すものと思われます。
もちろん、自分では考えずに、誰かの意見をトレースして、付き従うという生き方も可能ではあるでしょう。
けれども、大変化の時代に、自分にとって最適な解が出せるのに、誰かに預けるというのは思いっきりリスキーです。
第一楽しくない。
変化に時代には、不安とか心配、どうしたらいいのかわからないといった難問が繰り出されることでしょう。
何事もなかったかのように、新しい時代が始まるというのはこれまでの人類の歴史を顧みても考えにくいです。
時代の流れをわがこととして引き受けて考えることが大切な流儀になるでしょう。
考えると言っても、その中身は、「このままでいいのか、良くないのか」という2択に集約されるものと思われます。
でも、そこに行きつく前に、様々な選択肢があるはずです。
不安にしても不満にしても、何をどうしたらいいのかわからないという事態はまれでしょう。
こうしたらこんなメリットがあるけど、こんなデメリットがもれなくついてくる。
また、こうすれば、メリットはこうでデメリットはこうなる。
どんな選択肢でも、プラスもあればマイナスもあるのが普通です。
それらをうまく取り上げて、譲れないメリットは何か、許容できるデメリットは何か、全体として選べる選択肢はどれか。
そうやって、一つ一つの問題に、自分なりの解答を与えていく。
どこかに正解があるとか、池上彰さんに聞いたら教えてくれるとか、そういうことではないでしょう。
ある意味、おもしろい時代に入ろうとしているのです。(識者によっては、もう何年も前から起こっていた変化だと言います)
考えに煮詰まったら、紙とペンです。
ノートでもコピー用紙でもいいので、大きめの紙を用意します。
一番上にはタイトルを。そのすぐ下に「T」の字になるようにノート(紙)を3分割します。
タイトルの下に、横幅を半分に分けた線を引くのです。
その右には案件のプラス面を、左側にはマイナス面を書いていきます。
どちらともつかない場合は、真ん中に引かれた線を無視して、真ん中あたりに書いてもいいでしょう。
一つの問題について、プラスとマイナスを上げてみるのです。
実際に手を使って書いていくと、利点と弱点が見える化ではっきりします。
それに伴い、それまで見えてなかったプラスやマイナスも明らかになるでしょう。
そうして、双方を出し切った後で、自分はどうするのかを考えればいいのです。
プラスだけ、マイナスなしだったら、迷わずそちらを選べばいいので、問題ではなくなります。
堂にも選択ができないというのであれば、何か足りない情報があるのかもしれません。
その場合は、何が足りていないのか、どんな情報があれば決められるのかを考えましょう。
これから、生活のいろんな場面で、選択を迫られると思います。
楽しめるのはどっちかを基準として、メリットデメリットを見定めましょう。
くれぐれも自分事を他人にゆだねないで。
「同じアホならおどりゃなそんそん」というではないですか。