おうち時間を活用して、大人もお勉強にいそしもう
こんにちは。
てらぴーだよ。
雪解け水のようにコロナ自粛も溶けていくのかの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
おうち時間が続いています。
特に大都市圏での在宅ワークでは、通勤時間が無くなって喜んでいる人が多いかと思いきや、あの過酷な通勤時間のおかげで適度な運動ができていたのに、とかオフィスではタダでコーヒーを飲めたのに、自宅にコーヒーサーバーがないとか、少なからずあの頃をなつかしむ意見もネットで散見されます。
夫婦仲に関しても、より親密に分かり合えるようになったカップルもいれば、「コロナ離婚」に至るご夫婦もいらっしゃるようで、本当に起きた出来事の反応には二面性があるものですね、
教育に関しても、格差の拡大が懸念されてます。
まあ、当たり前でしょう。
実質3か月ほど、たぶんお勉強していないお子様は徹底的にしていないと思います。
勉強してないのではなくて、頭を使っていない。
モニターの画面を見たり、映像を聞くだけでは、頭に負荷はかかりません。
たまにはその子にとって、ちょっと難しい問題に取り組ませて、あれこれ試行錯誤する時間を持たないと、「考える力」も育たないのではないかと思います。
「この問題、どうしたら解けるんだ」と頭を絞った経験が、知性に育つと考えているので。
俗に「脳が汗をかく」なんて言いますよね。
しょっちゅうはつらいけど、たまには頭に負荷をかけないと、動くようにはならないでしょう。
大人も同じです。
これから本格的な「学び」の時代が訪れます。
なぜなら、世界のどの国も経験したことのない大きな変革の時代になると思うので。
目に見えないコロナウイルスの感染で、全世界が大騒動です。
どの国も、どの民族も逃れられない。
ワクチンがまだないように、そうすればいいのかの「答え」なんてありません。
自分で考えなくてはならない。
そのためにも、日々良質の情報に接して、人と話をし、話ができない人とは著作やその人が発している意見なんかをこまめに収集し、自分の中でまとめていく、という学びが求められているのでしょう。
何かを覚えるというのも必要ですが、「覚えた」だけで止まっていてはいけない。
適切なインプットとアウトプット、それらをどう生活の中に取り入れていくか。
日々のニュースに、自分なりの意見を持ったとしても、どこにも発表しないで、ただ頭で考えただけ、で済ませるならば、知識としても蓄積していかないし、教養としても底の浅いものになってしまうでしょう。
集めた、あるいは出会った「情報」をどう蓄積していくのか。
「エバーノート」に放り込んでおくだけでいいのか。
自分はそもそもどんな分野に関心があるのか。
どの領域にアンテナを立てるのか。
情報そのものはいくらでも集められますが、それらを「使える」ようにするには、工夫が必要でしょう。
インプットをどうアウトプットにまでもっていくか。
その流れをどれくらい自動化できるか。
「知的生産」の古くて新しい問題でしょう。
情報収集や保存だけなら、スマホで十分ですが、その活用となるとノートやメモ、つまりはアナログの出番になると思います。
情報をまとめる、新しい視点を見つける、隠れている問題点を探る。
知識を知識のままに終わらせないで、自分の中で統合して「自分の考え」として体系化する。
その作業は、脳の中でだけで行うよりも、紙に書きながらまとめていく方が気づきも生まれやすいと思います。
誰かの考えをそのままトレースするのではなく、自分なりの視点を持つことにも、アナログな方法が役立つのです。