手書きをすることで、頭・体・心の健康管理を
こんにちは。
てらぴーだよ。
夏へと続くような暑さの夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
再開したお店もあれば、まだ時短のお店もあって、にぎやかさも中くらいです。
中国では、百貨店などで爆買いが起きているとネットで見ました。
日本も6月あたりになると、自粛の反動が出るのでしょうか?
すんなりと「元の状態」には戻らないかもしれないですよね。
今しばらく、混乱というか変化の渦中にあるのでしょう。
再出発は、そう簡単には着地点を見出せないかもしれません。
中でも、教育の現場での混乱は、尾を引きそうです。
「格差が広がる」などの観測がなされてはいるものの、どれくらい何がどうなのか、授業を本格的に始めてみないと、はっきりしたことは言えないでしょう。
とは言え、この3か月間、小中高の生徒は、どれくらい手で字を書いたのか気になるところです。
大量のプリントが配られたり、ネットで授業を視聴したり、それなりの対策は取られていたようですけど、ノートをどれくらい使ったのかについても、詳細な調査をしてほしいところです。
手で字を書くことの重要さは、学習の基本であり、いくら指摘してもしすぎるということはないと思います。
タブレットの視聴で完結する学習は、近未来的ではありますが、手で字を書くアナログな学習法には、人類の英知が詰まっていると言ったら、言いすぎでしょうか?
モニター内の授業であっても、「ではここまでをノートにまとめてみましょう」という指示とまとめる時間を生徒に与えたいものです。
かつて、テレビの普及を危惧して、高名な評論家が「1億総白痴化」と呼びました。
それはある意味現実化したのだと思わざるを得ない状況が今の日本にあるように思います。
「教育の格差」と言っても、当たり前ですが、見た目では分かりません。
けれども、頭の働かせの具合に、とんでもない大きな変化が起こっているのだとしたら。
「自粛警察」に代表される、どこか思慮に欠けた振る舞いが出てくるのも、思考回路に加えて、感情のコントロールにも、何かしらの変化が起きているのかもしれないではないですか。
字を書くことには、精神の安定にも効果があるのです。
普段から自分の感情に向き合い、穏やかさを保つためにも、手書きは有効です。
例えば、感情日記のような、その日の感情の推移を簡単な言葉で振り返って、高ぶる気持ちがあったのなら、その日のうちに味わい尽くすとかしてみてはいかがでしょう。
マイナスの感情を引きずらないように、気持ちを言葉で再現して、それ以上大きくしないことも、自分に対する配慮だと思います。
怒りや不満、悔しさなど、マイナスの感情とは言え、大きなエネルギーがあると思いますから、くすぶり続けたままにしておくと、自分の心や体を傷つける結果にもなりかねません。
自分の中に、何か解消されないもやもやがあるのなら、きちんと言葉にして、向き合ってみましょう。
そうした感情は、認めてあげることでも、小さくなるものですから。
1日を振り返って、タスクの進捗状況だけを確認するのではなく、自分の頭、体そして心の健康がどうであったのかについても気にかけましょう。
そうした「健康管理」には、モニターやスマホではなく、紙つまり手帳やノートが最適です。
手書きは、あなたの健康を守ります。