知らない街を歩いてみたいが、知ってる街も歩いてみたい
こんにちは。
てらぴーだよ。
腰痛がおさまらない夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
ほんの些細なずれが、こんなにも腰痛を長引かせる。
歩くときに、歩幅を長くしようと、足を少し遠くに投げるのだが、その歩き方は、腰にくるのでした。
まことに、腰って、体(月にくづき)の要(かなめ)ですね。
非常事態宣言も解除されたので、金沢の繁華街に遊びに行きたい年ごろなのです。
「知らない街を歩いてみたい」
外国でなら、ちょっと怖いけど、安全な「知らない」街で、迷子になってみたい。
地方都市でも、しばらく行ってないと新しいお店ができていたり、お店が無くなっていたり、工事中だったり、空き地になっていたりと様々です。
なので、ある意味新鮮な面持ちで、街を徘徊することができます。
なんの予定も立てずに、食事、お茶あるいはおやつなどは「現地調達」で、細かな路地に入り込みましょう。
大まかには見知っている場所なので、どこかに迷い込んでも、しばらく歩いてみれば、頭の中のこれまでの地図とつながっていきます。
それもまた楽しい。
ああ、この路地を抜けるとあそこにつながるのか。
そうやって僕たちは、自分のホームグラウンドの地図を毎回上書きしているのでしょう。
特に、路地に入るとすぐとか、角を曲がったらそのすぐ先にとか、そんな風に新しいお店に出会えるのは、心ときめく新鮮な経験ではないですか。
事前に情報を仕入れて、そのお店目当てにお出かけするのもいいけど、行き当たりばったりに歩きまわって、新しいそして小さなお店に出会うのは、楽しいものです。
以前、雪が少し積もった冬のある日、当てもなく歩いていると、路地の中ほどに、小さなドーナツ屋さんを発見して、小躍りしたことがありましたっけ。
それは本当に小さなたたずまい。
店主のこだわりが詰まっているようでした。
そんな発見にあふれる散歩は、小さな冒険のよう。
間違い探しにも似て、見たことのある風景ではあるものの、新しいお店がありますよさあどれ?とクイズを出されているように感じます。
これだから、顔なじみの街並みでも油断がならない。
探検家よろしく、ポケットには、測量野帳「スケッチブック」を忍ばせて、歩き回るとしましょうか。
こんな時、立ったままの筆記にも対応してくれる野帳はエラい。
ていうか、それが本来の「野帳」の使命ですよね。
現地調査の際も、歩き疲れてカフェで休憩する時も、宿泊所または自宅に戻って、今日の成果をまとめる時にも、野帳は大活躍をすることでしょう。
中身が3ミリ方眼なので、地図を書くにもうってつけ。
イラストも描けるので、カフェで何を飲んだのか、ほおばったスイーツは何だったのか、カラフルに報告できますよ。
知らない街を歩くのもいいけれども、歩き慣れているはずの街をストレンジャーの立場で歩いてみるのも、新鮮な刺激となることでしょう。
体にも、頭にも、そして心にも、新しい光景を楽しませてあげましょう。
いかん、香林坊の裏側を歩きたくなってきた。