手帳でタスク処理だけでなく、感情処理もしてみては

こんにちは。

 

てらぴーだよ。

 

心の働きについて考えている夜に、手帳の時間です。

 

今日1日を丁寧に振り返りましょう。

 

手帳の役割は、言うまでもなく「スケジュール管理」ですが、その一方で、自分を育てるツールとして、活用できるのです。

 

しなければならないことを単語か短い文字にして、手帳に書き込んでチェックして終わりにするなんてもったいない、そう考えます。

 

ToDoだけの無味乾燥な手帳を、自分の思い入れで満たしませんか?

 

事実だけを書くのではなく、その感想をも書き込むのです。

 

今日、仕事であれプライベートであれ、何かのタスクをしたのでしたら、その前後で、感情も動いたはずです。

 

手を付けたものの、し終えていないことでも、気持ちの変化はあったはず。

 

そうした「感想」も書くようにしてはいかがでしょう。

 

知性には、感情も絡んでくると思うからです。

 

そしてそれは、AIにはできない「芸当」だとも思えるのです。

 

よく、AIに置き換えられる仕事のこととか、AIが人間の仕事を奪うとか、議論されていますが、本当の意味で、AIが知性を獲得するのは難しいのではないかと思うのです。

 

人間の知性と言いますか、思考には、感受性も絡んでくると思われるからです。

 

人は、決して、無表情で考えたりはしません。

 

頭を働かせているとき、少なからず心も動いていると思います。

 

逆に、心の動きが頭の働きに影響しているはずなのです。

 

今日を振り返っても、様々なタスクを処理したはずですが、その前後で、表情が動いてなかったでしょうか?

 

気持ちに何かしらの変化はなかったでしょうか?

 

気分がよかったので、仕事がいつもよりはかどったとか、イライラしていたから、倍の時間がかかったとか、いつもならやり過ごしてしまうことを考え続けてしまったとか。

 

今日1日の中でも、いろんな感情が表れては消え、消えてはまた浮かんできたのではないでしょうか?

 

そうした感情と、うまく付き合うために、その時の気持ちをも、手帳やノートにメモしてはいかがでしょう。

 

気分とか感情をコントロールするのではなく、まずは、自分がどんな気分で毎日を過ごしているのか、自分の気持ちに向き合ってみましょう。

 

字で書き記すのが面倒なら、絵文字、例えば「にこにこマーク」のような単純な顔ででもかまいません。

 

感情は、人間であることの証しなので、こんな気持ちになるなんてダメなやつだとは考えないようにしてください。

 

そんなマイナスの気持ちにも、拒否をするのではなく、認めてあげましょう。

 

その時は、その感情が必要だったのです。

 

その感情が、どんな場面で感じられたかが分かれば、次からはうまく対処できるかもしれませんし、その感情を感じている自分を客観視できて引きずらないようにうまく処理できると思います。

 

この感情だからよくて、この感情を出すのはよくないと、感情に優劣をつけないで、まずは気づいてみましょう。

 

そして、手帳やノートに記すのです。

 

原因がはっきりしているのなら、その旨も記録しましょう。

 

感情は時に爆発しますから、取り扱いに注意が必要なこともありますが、自分を外側から見られる訓練を積んでおけば、大ごとになる前に対処できるでしょう。

 

今日、どれくらい表情が変化しましたか?

 

それは、何があったからですか?