金沢の大型書店の閉店が重なってショック
こんにちは。
てらぴーだよ。
満月の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今日知った、ショッキングな事実。
金沢の大型書店が相次いで閉店するというニュース。
大桑にあった、確か福井資本の勝木書店「カボス」は、先月で閉店していたらしい。
うーん、これで、一時僕が知っているだけで3店舗あったお店はゼロに。
加えて、今月中に、富山資本の文苑堂書店が、有松と示野の2店舗を閉店にするという。
有松はよく知らないけど、示野店は、文房具の品ぞろえがたぶん金沢の書店ではぴか一だったのに。
残念でなりません。
勝木書店は、雑誌の品ぞろえが豊富でした。
なので、雑誌を見たいのなら勝木へ、というのが僕の中での合言葉。
文具に関しても、他では取り扱ってないブランドを並べていたりしていたのに。
大桑から小立野に上がると、小さいながらもユニークな紙製品をそろえている雑貨屋さんがあって、大桑と合わせて行きたいエリアだったのに。
それに、今思い出したけど、小立野は台地上の土地柄で、崖に沿って「遊歩道」が所々整備されていて、そこから眺める夕日がすごくきれいなのでした。
まあ、夕日は、「閉店」したわけでもないので、いつでも行けるのですが。
示野の文苑堂は、書籍、特に専門書の品ぞろえが、たぶん金沢一。
椅子に座って読めるコーナーも広く、鞍月界隈に遊びに出かけるときは、その通り道なので、必ず立ち寄るエリアでした。
示野には、他にも立ち寄りたいお店があるので、引き続き足を運ぶとは思いますが、なじみの書店並びに文具コーナーが無くなるのは痛恨の極み。
今回の自粛で、行動半径は小さくなりましたけど、普段であれば、1週間とか1か月の内には行きたいエリアというのが複数あって、そこを回っているだけでも楽しかったのに。
「行きつけのお店」をあちこちに持つことは、人生を豊かにしてくれるものです。
ゆっくりできる書店と、併設された文具コーナー、棚の間をまるで回遊魚のようにゆっくりと回りながら、同じ店内かすぐ近くにカフェでもあれば、そこで今さっき買ったばかりの本か文具をひも解いて、コーヒーのいい匂いに包まれながら、至福のひと時を過ごすというのもまた、贅沢な時間の過ごし方でしょう。
そんな、書店+文具+カフェのセットが、あちこちにあると、順番に回る計画を立てるだけで、心がときめきます。
それにしても、わずか2か月で大型書店3店舗閉店だなんて。
コロナの影響なのでしょうか?
書店はまた、手帳に会える空間でもあります。
今ではほぼ年間を通して、手帳のコーナーがつくられています。
それに合わせて、文具も新製品が並んだりしているのです。
歩いて30分ほどのところにある明文堂は、本の品ぞろえはいいのですけど、文具に関しては、文苑堂には及びません。
手帳の陳列でも、もっと頑張って、ブランドを増やしてほしいところです。
でも、経営的には、それぐらいのことで、売り上げを上げられはしないのでしょう。
ベストセラーのように、手帳が売れるとは考えにくいですから。
これからの季節、梅雨はあるものの、暖かくなって自転車で遠出をするにはもってこいの季節となるのに、自転車を走らせて一休みできる拠点がなくなるのは、ただただ残念としか言いようがありません。
大型書店でさえこうなのだから、本屋さんの厳しい状況はまだ続くのでしょうか?
とりあえず、文苑堂示野店は、今月の26日に閉店なので、その前に行かねばと心に決めているところです。