「ワクワク」「ときめく」が、私たちの人生を動かしていく
こんにちは。
てらぴーだよ。
雨になって涼しくなった夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
好きこそものの上手なれ、なんて言いますが、この「好き」とか「楽しむ」といった行為には、ものすごいパワーが秘められているようです。
どうしてもこのことが気になってしまう、
これをしていると全く苦にならない、
誰にとってもそんな偏愛的なジャンルがあると思います。
それがどうしてこんなに好きなのか、はっきりと分かることもあれば、もう物心ついたときからこうだった、といったケースまでいろいろだとは思います。
昨今の、「好きを仕事にしよう」というのは、そんな「好き」をめぐる言説なのでしょう。
けれども、自分の本当の「好き」が分からなくなっている場合もあるかと思います。
今従事している仕事から逃れたくて、勘違いしてしまっている、もしくはそう思い込んでいる「好きなこと」もあるでしょう。
「旅行が好き」とか「寝るのが好き」「食べるのが好き」「買い物が好き」などという場合に、その背後にある気持ちを深く見ていかないといけない場合もあるように思います。
間違いないのは、小さい頃からの「好き」。
自分ではそんなにはっきりとは覚えていなくても、親などから、「あなたはいつもそれが好きだった」と言われるようなこと。
長じても、そのことを考えただけでワクワクするような、心ときめくその「場所」。
そんな居場所をいち早く見つけられたら幸せなのでしょう。
ノートを広げて、マインドマップの要領で、小さい頃に心惹かれていたことを書き出していきましょう。
できたら、「小学校に上がる前」「小学校時代」「中学生の頃」「高校生になってから」というふうにページを分けてもいいかもしれません。
書き出していくうちに、あれこれ思い出してくると思うので。
「そう言えば、こんなことが好きだった」とか「小学生のころ好きだったけど、その後忘れていた、でも、今思い返すとドキドキする」といった場合もあると思います。
書き出していくと、分野が違っても、もう一つ上のジャンルで言うとつながることも出てくると思います。
例えば、小学校の時は、工作が好きで、中学生の時は漫画を描くのが好きで、でもよくよく考えてみたら、「紙」が好きだったのかも、なんてまとめ方も出てくると思うから。
興味の対象は違っても、「人と関わることが好き」といった共通点を発見することもできるでしょう。
これといった趣味がないように見えても、どの年齢でも、夢中になっていたものを眺めると、思わぬ「共通点」が見えてくると思います。
そんな、これまでの自分の人生を貫く「芯」のようなものが見つかったら、それを中心にこれからの生活を考えられないか、自問自答してみるのもいいかもしれません。
自分の、生まれながらの「気質」を離れて生活していると、いつとはなしに呼び戻されるのかもしれません。
なぜなら、それが本当にしたいことだから。
普段は気に留めていなくても、何かの折にそのことが気になって、心に小さな傷がつく。
でも、いつまでも自分の本当の好きを無視していると、やがて、心だけでなく体も反抗してくるみたいです。
魂から湧き上がる「好き」には、逆らえないのでしょう。
「ワクワク」や「ときめく」が、これからの時代のキーワードになっていくと思います。
そしてそれは、浮ついた単なる気分ではなく、私たちの心の深いところに届いて、私たちの生というものを充実させてくれるものだと信じています。