メモを秘蔵しない「パネル化」とは?
こんにちは。
てらぴーだよ。
かなり雨が降った夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
週末ですが、人は1日の間にどれくらいのメモを取るのでしょう?
仕事上のメモをはじめとして、プライベートな生活のメモ、自分で書いたメモ、他人からまわってきたメモ、メモ帳にきちんと書いたメモ、何かの裏に走り書きしたメモ、私たちの日常にはメモがあふれています。
そのまま取っておけばいいメモもあれば、用が済んだら破棄されるメモもあるでしょう。
備忘録的な、何かに関する知識的なメモとは別に、行動するための「ToDo」メモがあると思います。
バレットジャーナルでは、この「ToDo」メモが中心になって、その進み具合を事細かに、記号を交えて記録していくわけです。
いわば、自分を動かすメモといえるでしょう。
プライベートと仕事でしなければいけないことが重なってくると、ひとまず全部書き出して、優先順位をつけたり、グループ分けしたりした経験は、誰もがあるのではないでしょうか。
ここで一つ問題があります。
それは、メモ帳やスマホなどにメモしたとしても、「閉じて」しまうと、見えなくなる、ということ。
もちろん、そのためにもしょっちゅう「開いて見直す」という作業というかしぐさが必須なものになるわけです。
なので、手帳は開きやすく携帯に便利なものが好まれるわけですし、スマホなら、アラートなどの機能をオンにするなどの工夫ができるでしょう。
そして、さらに忘れないための工夫として、「見える化」をさらに進めた「パネル化」を推奨したいのです。
しなければいけないことや、自分の感情などをノートや紙、手帳などに書き出すという「見える化」は、もうかなり普及していると思います。
そこからさらに忘れないための仕掛けとしての「パネル化」があるのです。
これは、ミスコピーなどの「裏紙」に、忘れると困る案件を太いマーカーなどで大きく書いて、壁などに貼り出すというものです。
個人的におすすめのサイズは、B5を半分に切ったB6か、コピー用紙(A4)の半分のA5です。
筆記具としては、油性のマーカーだと、裏写りしてしまい下にひいたものや机などを汚してしまう可能性があるので、水性で裏写りしない、ポスカやプロッキー、マッキーがおすすめ。
特に、ペン先がつぶれにくいマッキーがいち推しです。
発色もよく、書くと目立ちます。
これをマスキングテープで貼ると、壁も傷みません。
マスキングテープと言ってもおしゃれなやつではなくて、ホームセンターで100円以下、場合によったら50円ほどで手に入る本物の(と言ったらおかしいですが、要は養生用の)マスキングテープ。
これを、自分が必ず見る場所に貼るのです。
自宅でしたら、ドアの目の高さあたり、トイレの壁もおすすめです。
マスキングテープなので、アパートなどの賃貸でも大丈夫。(念のため、目立たないところで試しに貼ってみるといいと思います)
ToDoだけではなくて、直近の目標とか、信条や名言でもいいと思います。
とにかく忘れたくない事柄を書いて貼る。
大きく書くことで、印象に残り、書くこと自体が忘れないための工夫になります。
用事を忘れ、生きる姿勢を忘れ、大切にしたい信条を忘れ、ついつい安易なほうに流されてしまう私たちなので、歯止めが必要です。
今年の年頭に立てた目標が、いつの間にか消え失せているのは、私たちの意志が弱いからではありません。
人間忘れるんですよ。
それが、いいことでもある一方で、やっぱり忘れずに常に気にかけていたい、そういうこともあるはずです。
小さな紙に書き出して、日に何度も見るのもいいですし、大きく書いて貼りだすのもまた、大切な習慣だと思います。
パネル化で、自分の現在地を常に確かめましょう。