久しぶりに倉敷珈琲でマンデリンを堪能、その後にも幸せが
こんにちは。
てらぴーだよ。
今季初のセミの声を聴いた日の夜に、手帳の時間です。
今日1日を丁寧に振り返りましょう。
今日は、大暑。
暦の上では、1年で1番暑い日、だそうです。
それと関連があるのか、街路樹から、セミの声を聴きました。
いよいよ本格的な夏です。
とはいえ、コロナの夏でもあるので、ひとところに長くはとどまれないのかも。
図書館では、どこも「滞在は1時間以内にしてください」と張り紙してあるし、行きつけの大きな本屋さんでは、くつろげる椅子は全部撤去されてるし、暑さの中涼しくて長居のできる場所が減っているのかもしれません。
午前中、ちょっと意を決して、倉式珈琲に行きました。
コロナ禍で、足が遠のいていたのですけれど、カフェはどんなふうだろうと行ってみたのです。
いつも座っているカウンターでは、椅子などが「間引き」されてスカスカになっているのだろうとは予想できましたけど、図書館で見たような「滞在を長くしないように」といった注意書きがあるのか心配だったのです。
結果、椅子の間引きは予想通りでしたけど、滞在がどうのといったことはありませんでした。
ウエイトレスさんの「ごゆっくり」といったセリフもそのままでした。
お客さんの間の、いわゆる「ソーシャルディスタンス」が取られていれば、問題ないのでしょう。
ここは、サイフォン式でコーヒーを淹れてくれ、サイフォンをそのまま持ってきてくれるのですが、「飛沫感染対策」で取りやめになることもなく、いつものようにサイフォンで給仕してもらえました。
カウンターだって、現実問題として、これまでも、椅子の数だけ人が座るということはまれで、たいてい椅子一つ分空けて座っていたので、実質的には何も変わってはいないのでした。
自分でトレーにトングでパンを入れるベーカーリーが、すべてのパンを個包装にしたり、大皿から取り分けるバイキング方式のレストランが閉店したりと、少しナイーブに考えてましたけど、ここはあまり変わりませんでした。
日替わりのコーヒーが、「マンデリンG-1」だったのはうれしいめぐりあわせというべきでしょう。
1時間ほど、久しぶりにゆったりと時間を楽しみました。
こうした、ゆったりとした時間を、1日の内に持つこと、それは何と贅沢なことなのでしょう。
単なる暇な時間でもなく、手持無沙汰な時間でもなく、見慣れた刺激のない空間でもなく、ちょっとトリップしたような時間とたたずまい。
コーヒーの味わいが、特別な感じをさらに高めてくれます。
「マスク」という、これまではなかったアイテムが加わったとはいえ、次元の切り替えには何の支障もありません。
お家で飲むコーヒーもいいけれども、たまにはこうやって、お気に入りのカフェで、極上の時間を過ごすのも、心を健やかにするのに、いい効果があるのでしょう。
サイフォンでいただく「マンデリンG-1」
その濃厚な味わいがそのまま、ここで過ごす時間の濃さのように感じられるのでした。
倉式のサイフォンでいただくコーヒーからは、いろいろと元気をもらえるのです。
最後にお会計の時に、期限の切れていたポイントカードを、お店がお休みしていたからということで、「復活」させてくれたのも、ありがたいことでした。
何しろスタンプが、10個溜まっていたので、次回はコーヒーがタダで飲めます。
幸せの後にさらに幸せが待ってました!